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J-GLOBAL ID:201202252108501827   整理番号:12A1524637

固定化Zymomonas mobilisを使ったSSFおよびSHFプロセスによるセルロースエタノール生産性能

Cellulosic ethanol production performance with SSF and SHF processes using immobilized Zymomonas mobilis
著者 (8件):
資料名:
巻: 100  ページ: 19-26  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農業廃棄物のようなリグノセルロース原料から変換したバイオエタノールは,開発中の最も有望なバイオ燃料の1つである。通常,原料は前処理してセルロース分解性酵素によって加水分解し,後に続くエタノール発酵のための糖を生成する必要がある。固定化細菌ないし酵母は,繰返しの使用が可能でプロセス中のバイオマス保持が高いために,回分あるいは連続エタノール発酵に頻繁に使用されてきた。本研究では,アルギン酸カルシウム(CA)およびポリビニルアルコール(PVA)に固定化したZymomonas mobilis細胞を使い,SSF(同時糖化および発酵)およびSHF(分離加水分解および発酵)プロセスを利用し,セルロース原料からエタノールを生産した。異なる固定化細胞および異なるプロセスに基づく性能を比較した。これらの結果によって,SHFプロセスを使ったPVA固定化細胞が6.24g/lの最高エタノール濃度を達成し,エタノール収率は79.09%,また最高エタノール生産性は3.04g/l/hであることを示した。これに比べ,SHFを使ったCA固定化細胞の性能は劣り,最高エタノール濃度,エタノール収率および最高エタノール生産性は,それぞれ5.52g/l,69.96%および2.37g/l/hであった。SSFプロセスの場合,PVA固定化Z.mobilisに対する最高エタノール濃度,エタノール収率および最高エタノール生産性はそれぞれ5.53g/l,70.09%および1.31g/l/hであり,一方CA固定化細胞については5.44g/l,68.95%および1.27g/l/hであった。懸濁細胞との比較により,固定化したZ.mobilisの細胞はSSFおよびSHFによるエタノール生産用として実現可能であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の利用  ,  微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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