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J-GLOBAL ID:201202252172427010   整理番号:12A0593526

痕跡重金属イオンのプリ濃縮のためのハイブリッド材料に基づいたクリーバブル多孔性シリコン

Cleavable porous silicon based hybrid material for pre-enrichment of trace heavy metal ions
著者 (10件):
資料名:
巻: 258  号: 15  ページ: 5538-5542  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この論文ではハイブリッド材料に基づいたクリーバブル多孔性シリコン(PSi)の作製とその痕跡重金属イオンのプリ濃縮への応用を報告した。クリーバブルグループは段階的共有結合プロセスによってPSi表面上にグラフトされた。先ず,バルクシリコンウェファの陽極酸化によってPSiを得,次いで3-メルカプトプロピルトリメトキシシラン(MPTS)によってシラン化してMPTS-PSiを合成し,そのMPTS-PSiは更にピリジルジチオ終端PSi(PDT-PSi)に変換され,PDT-PSiは最終的に2-メルカプトベンズイミダゾールと反応してベンジミダゾールジチオ修飾PSi(BDT-PSi)を形成する。走査電顕を用いて新鮮作製及び修飾されたPSiのモルフォロジーを特性評価した。Fourier変換赤外分光(FT-IR)分光とRaman分光測定を行い各段階グラフトの有効性を確認した。UV-可視スペクトル解析によれば,BDT-PSiの2硫化リンケージは還元グルタチオン(GSH)の存在において分解される。異なる金属種(Cd,Hg,Pb,Cu,Co)に対して異なるpHでのBDT-PSiのプリ濃縮効率を研究した。その結果はBDT-PSiは異なるpH(2.0から6.0まで)で類似の優先吸着傾向(Cd>Cu≫Hg~Pb~Co)を有することを示している。pH5.0でCdイオンに対して最良のプリ濃縮効率が観測され,Cdの濃度は10倍以上増加し,回復は95.4%であることがわかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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吸着剤  ,  カドミウムとその化合物 
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