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J-GLOBAL ID:201202252202148642   整理番号:12A0111644

熱と阻害剤の共ストレス下におけるエタノール生産Saccharomyces cerevisiaeのロバスト性とエタノール生産の改良

Improvement of robustness and ethanol production of ethanologenic Saccharomyces cerevisiae under co-stress of heat and inhibitors
著者 (6件):
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巻: 39  号:ページ: 73-80  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: E0005C  ISSN: 1367-5435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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バイオエタノールは,化石燃料の魅力的な代替物である。Saccharomyces cerevisiaeは最も重要なエタノール生産者である。しかしながら,酵母細胞はエタノール生産の工業的プロセス中で,種々の環境ストレスにさらされている。本研究において,ゲノムシャフリングによりエタノール生産S.cerevisiaeの熱,酢酸及びフルフラールによるストレス下でのロバスト性を改良した。組換え酵母株R32は45°Cで増殖でき,40°Cで0.55%(v/v)酢酸と0.3%(v/v)フルフラールに耐えることができた。30~42°Cの温度レンジでエタノール発酵を実施したときに,組換え株R32はいつも高エタノール生産することができた。42°Cで発酵42時間後に,組換え株R32は187.6±1.4g/lのグルコースを使用して,81.4±2.7g/lのエタノールを生産し,CE25株のそれぞれ3.4と4.1倍であった。0.5%酢酸(v/v)存在下40°Cでの発酵36時間後には,組換え株R32は培地中の194.4±1.2g/lグルコースを利用して,84.2±4.6g/lのエタノールを生産した。組換え株R32によるグルコース利用とエタノール濃度の程度は,CE25株のそれぞれ6.3と7.9倍であった。40°Cで,0.2%フルフラール存在下,48時間の発酵後,組換え株R32により生産されたエタノール濃度はCE25株の8.9倍であった。酵母株R32の強力な生理学的ロバスト性と適応性により,リグノセルロースのような再生可能な資源からの工業的バイオエタノール生産の応用可能性を支持している。Copyright 2011 Society for Industrial Microbiology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  遺伝子操作 
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