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J-GLOBAL ID：201202252202386454   整理番号：12A1261779

主鎖にリンを含んだポリ(トリメチレンテレフタレート)コポリエステル:合成,キャラクタリゼーションと耐炎性

A main-chain phosphorus-containing poly(trimethylene terephthalate) copolyester: synthesis, characterization, and flame retardance

著者 (6件)： CHEN Hong-Bing (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  ZHANG Yi (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  CHEN Li (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  WANG Wei (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  ZHAO Bin (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  WANG Yu-Zhong (Sichuan Univ., Chengdu, CHN)
資料名： Polymers for Advanced Technologies  (Polymers for Advanced Technologies)
巻： 23  号： 9  ページ： 1276-1282  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W0503A  ISSN： 1042-7147  CODEN： PADTE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(トリメチレンテレフタレート)(PTT)の難燃性を改善するために,含リンモノマ(ビス-4-カルボキシフェニルフェニルホスフィンオキシド(BCPPO))を合成し,テレフタル酸,1,3-プロパンジオールとBCPPOの熔融重縮合反応で,主鎖にトリアリルホスフィンを含んだPTT-BCPPOコポリエステル(PTTBP)を合成した。PTTBPの化学構造解析の結果,BCPPOが主鎖中にランダムに存在していた。DSCと熱重量分析の結果,PPTにBCPPOを導入すると,極限粘度,融点,結晶化度が減少し,ガラス転移点が増加した。空気中では,PTT単体と比べてPTTBPの熱安定性が向上したが,窒素中では低下した。レオロジー試験の結果,すべての試料の複素粘性は低周波数で周波数に依存せず,高周波数ではずり減粘効果が起きた。コーンカロリメータ試験の結果,PTTBPはPTT単体よりも優れた難燃挙動を有することが判明した。

シソーラス用語： *芳香族ポリエステル ,  *共重合 ,  *含リン重合体 ,  *難燃性 ,  分子鎖 ,  陽子磁気共鳴 ,  リン31NMR ,  示差走査熱量測定 ,  熱重量分析 ,  熱安定性 ,  空気 ,  窒素 ,  レオロジー ,  複素粘度 ,  周波数依存性 ,  流動化 ,  熱量計
準シソーラス用語： コーンカロリメータ ,  ずり減粘 ,  ポリトリメチレンテレフタレート ,  極限粘度 ,  主鎖

分類 (2件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  難燃剤  (YH05060Q)

物質索引 (1件)： 4,4′-(フェニルホスフィニリデン)ビス安息香酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 主鎖 ,  リン ,  コポリエステル ,  キャラクタリゼーション ,  耐炎性