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J-GLOBAL ID：201202252205624330   整理番号：12A0991572

圧延によるNd-Fe-B系急冷薄帯磁石の異方性化

Development of magnetic anisotropy of Nd-Fe-B quenched ribbons by hot-rolling.

著者 (6件)： 種子田大幸 (九州工大) ,  中西勇太 (九州工大) ,  竹澤昌晃 (九州工大) ,  森本祐治 (九州工大) ,  山崎二郎 (九州工大) ,  八木正昭 (崇城大)
資料名： 電気学会マグネティックス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MAG-12  号： 57-66.68-69  ページ： 27-32  発行年： 2012年06月21日 
JST資料番号： Z0924A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の急冷薄帯磁石の作製工程に圧延用のサブロールを加え,薄帯磁石を急冷凝固直後に圧延が可能な急冷装置を開発し,加圧方向の薄帯面垂にc軸配向を得ることを目指した。その結果,以下の所見が得られた。1)ロール径を小さくし,多段圧延機構を用いて圧延を行うことで,従来の圧延機構に比べて圧下率を向上させることができた。さらに,断面組織の観察結果から,結晶粒を微細化することができた。2)X線回折の結果より,ロールを小さくすることで,圧延時の薄帯表面におけるc軸配向を良好にすることができた。

シソーラス用語： 鉄合金 ,  ネオジム含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  *ボンド磁石 ,  急冷 ,  磁気異方性 ,  熱延鋼板 ,  熱間圧延 ,  保磁力
準シソーラス用語： 熱間圧延薄鋼板

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

引用文献 (4件)：

• (1) R. W. Lee, E. G. B. Brewer, and N. A. Schaffel:“Hot-pressed neodymium-iron-boron magnets”, IEEE Trans. Magns. Magn., Vol.21, p.1958(1985)
• (2) K. Toshiro, R. C. O' Handley, and N. J. Grant:“Magnetic anisotropy of Nd₁₅Fe₇₇B₈ flakes made by twin - roller quenching”, Appl. Phys. Lett., Vol.54, p.2487(1989)
• (3) 三原敏男, 竹澤昌晃, 森本祐治, 山崎二郎, 八木正昭:「Nd・Fe-B急冷薄帯磁石のc軸配向に及ぼす圧延の影響」, 電気学会九州支部連合大会講演論文集, 07・2A・07(2007)
• (4) 鈴木弘:「塑性加工改訂版」, 裳華房, pp.127-129,(1980)

タイトルに関連する用語 (7件)： 圧延 ,  Nd ,  Fe ,  急冷 ,  薄帯 ,  磁石 ,  異方性