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J-GLOBAL ID:201202252213641448   整理番号:12A0230648

ウィスコンシン州の20の家庭における真空掃除機のダストと居住者の血液の中のポリ塩化ビフェニル

Polychlorinated biphenyls in vacuum dust and blood of residents in 20 Wisconsin households
著者 (4件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 735-740  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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北アメリカではPCB類へのヒトの被曝は極めて一般的である。被曝のほとんどは汚染された魚の摂取と関連していると言えるが,魚を食べないヒト集団でのPCB類の検出は,また,PCBを多く含む粒子または揮発性の(PCB)同族体の吸入,汚染された土またはほこりの経口摂取,または直接接触に続いいての皮膚吸収を含めたその他の被曝経路も重要であることを示唆している。被曝源として居住環境の役割を査定するための取り組みにおいて,ウィスコンシン州の約2年前に血清中PCB濃度を測定した居住者26人の家から真空掃除機のダストを採取した。ダスト中に60種を超える同族体が検出されて,全ての試料に同族体の(PCB)-101,-110,-138および-153が含まれていた。総PCB濃度は8.8~1186ng/gに亘っていて,1959~1970年の間に建設された家からの真空掃除機のダスト中が最も高い状態の濃度であった。これらの家庭に住んでいる成人から採取した血清中においては,総PCB濃度は0.05~8.34μg/lの範囲であって,同族体の(PCB)-138,-153および-180が主であった。ヘキサとヘプタの塩化ビフェニルが血清中に検出された全残留物の73%を占めていた。しかしながら,ダスト中に見いだされた残留物の大部分は低塩素化同族体であって,テトラ(塩化ビフェニル)とペンタ塩化ビフェニルとが主であった。対数変換後には,血清とハウスダストのPCB濃度の間に明らかな関連が見いだされた。この関係は五大湖の魚をたまに摂取しているヒトのほうがより強かったが,しかし統計的優位性は不明瞭であった。この探索研究(の結果)は,ハウスダストがPCB類被曝の重要な汚染源である可能性を裏付けている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響 
物質索引 (14件):
物質索引
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