文献

J-GLOBAL ID：201202252262156229   整理番号：12A0551291

二相ループ熱サイホンの大気圧以下での沸騰熱伝達及び熱的性能

Sub-atmospheric boiling heat transfer and thermal performance of two-phase loop thermosyphon

著者 (4件)： CHANG S.w. (Thermal Fluids Lab., National Kaohsiung Marine Univ., No. 142, Hai-Chuan Road, Nan-Tzu District, Kaohsiung 811 ...) ,  LO D.c. (Inst. of Martime Information and Technol., National Kaohsiung Marine Univ., No. 142, Hai-Chuan Road, Nan-Tzu ...) ,  CHIANG K.f. (CEO Office, Asia Vital Components Co. Ltd., 7F-3, No. 24, Wu-Chuan 2 Rd., Hsin-Chuang City, Taipei 24892, Taiwan, TWN) ,  LIN C.y. (Dep. of Marine Engineering, National Kaohsiung Marine Univ., Taiwan, TWN)
資料名： Experimental Thermal and Fluid Science  (Experimental Thermal and Fluid Science)
巻： 39  ページ： 134-147  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： T0618A  ISSN： 0894-1777  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この実験研究は,可視化試験から収集した沸騰流れ構造の援用により,沸騰熱伝達及び不安定性,熱力学サイクル及び構成要素及び全体熱抵抗を調べることにより,二相ループ熱サイホン(TPLT)の熱性能を調べる。水を作動流体として,電子機器冷却応用に代表的な温度範囲における,このTPLTの相転移圧力は大気圧以下である。大気圧以下の圧力において,沸騰熱流束の増加により,間欠Taylor気泡から連続気泡流への流れ構造の遷移は正圧における遷移経路を逆転し,沸騰不安定性の二つの異なる型を引き起こす。選択した結果の一組は,調べた各熱特性にたいする沸騰加熱器パワー(Q)及び凝縮器熱抵抗(R_th,con)の独立した影響を示している。蒸発器のプール沸騰,間欠及び蒸気領域にわたる沸騰熱伝達率を決定する熱伝達相関の3組を,試験したTPLTの全体熱抵抗及び蒸発器圧力にたいする個々の及び相互に依存するQ及びR_th,conの影響を評価することができる2組の経験的相関とともに作成している。これらの経験的相関についての適用条件は,公開文献における利用可能な圧力範囲の低いほう終端を大きく拡張し,このことは大気圧以下の圧力において作動する二相熱伝達デバイスについての設計能力を付け加える。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *熱サイフォン ,  ループ構造 ,  *沸騰熱伝達 ,  *熱特性 ,  低圧 ,  熱抵抗 ,  熱流束 ,  相転移 ,  流れの可視化 ,  流れ構造 ,  実験式 ,  渦 ,  沸騰 ,  熱力学サイクル ,  遷移流 ,  プール沸騰 ,  間欠流 ,  気液二相流
準シソーラス用語： Taylor渦 ,  *蒸気流 ,  *流れ沸騰

分類 (1件)： 熱交換器,冷却器  (PA03020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： ループ ,  熱サイホン ,  大気圧 ,  沸騰熱伝達 ,  熱的性能