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J-GLOBAL ID:201202252271779670   整理番号:12A0385418

原子力の本質を探る-第1回-連載を始めるにあたって

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資料名:
巻: 32  号:ページ: 50-51  発行年: 2012年02月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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原子力利用は,19世紀末に発見されたX線に始まり,各種放射線の利用は既に,医療,農業,工業,研究などの広い分野で社会に貢献しているが,核分裂反応に伴うエネルギーの利用は,軽水炉による電力源として実用化されて,きたが,社会から支援される状況にあるとは言えない。持続可能な文明を支えるエネルギー源は,時代の進捗に応じて利用可能なエネルギー源の特徴を活かし,ベストミックスとしてのエネルギー安全保障を満たさなければならない。開発途上にある原子力利用については,当面,実用化した軽水炉による寄与と並行して,長期にわたる開発を継続しながら,段階的に実用化に移行していくという過程が必要である。福島第一原子力発電所事故に関して溢れる情報は,量もさることながら,照らし合わせる常識も足りず,困惑と嫌/反原子力感情に傾かざるを得ない。一方では,原発停止による電力不足,化石燃料の輸入増が,国民生活を圧迫している現状と将来のエネルギー安全保障に不安を抱いている。「脱原発依存」の大きなうねりの中で,冷静にこの事故をとらえ,今後の原子力開発をどうすべきかについて,自ら判断する常識を構築することが必要である。
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分類 (1件):
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社会問題 
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