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J-GLOBAL ID：201202252280308770   整理番号：12A0163851

自動車の将来に向けて

著者 (1件)： 荒川孝 (日産自動車)
資料名： パウダーコーティング
巻： 12  号： 1  ページ： 6-9  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： L4768A  ISSN： 1346-6739  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日産自動車(株)は自動車産業の発展を目的として2016年までに達成すべき目標を定めた「ニッサン・グリーンプログラム2016」を策定し,実行に取組んでいる。第1の課題は「ゼロ・エミッションでナンバーワン」であり,電気自動車の開発に重点を置いている。また燃料電池と複合化したFC-EVも目標に置いている。第2の目標は燃費削減であり,「ピュア・ドライブ」の標語のもとに前輪駆動,ハイブリッドエンジン,デュアルクラッチ,軽量化(超高張力鋼板)などの組合せによる新型車を開発している。第3の課題はカーボンフットプリントの最小化,第4の課題はクローズドループリサイクルであり,いずれも環境保全に貢献する。このプロジェクトに関連する塗装への課題は塗装工程における二酸化炭素排出量削減,CFRPなどの新規軽量材料に適応する塗料,防錆と美観の複合機能化,電子部品に対する塗工材料及び技術の開発などである。

シソーラス用語： *自動車工業 ,  産業開発 ,  *技術開発 ,  目標設定 ,  環境保全 ,  大気汚染物質 ,  *低公害車 ,  *ハイブリッド自動車 ,  電気自動車 ,  燃料電池自動車 ,  *燃料消費率 ,  環境影響 ,  リサイクル ,  *塗料 ,  *塗装 ,  カーボンフットプリント
準シソーラス用語： ゼロ・エミッション車 ,  ハイブリッド電気自動車 ,  低燃費

分類 (4件)： 自動車・自動車工業一般  (QG01000P) ,  自動車材料  (QG03080N) ,  各種塗料  (YJ03060I) ,  自動車への塗装  (YJ04020X)

引用文献 (5件)：

• (1)TheIntergovemmentalPanelonClimateChange(IPCC)ウェブサイト(http://www.ipcc.ch/index.htm)
• (2)全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)
• (3)独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センター温室効果ガスインベントリオフイス(GIO)ウェブページ(http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html)
• (4)日産自動車グリーンプログラム2016(http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/AP-PROACH/GREENPROGRAM/)
• (5)高分子学会接着と塗装研究会、2011接着と塗装研究会講座予稿集、自動車業界におけるCO2排出量削減の取組み

タイトルに関連する用語 (2件)： 自動車 ,  将来