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J-GLOBAL ID:201202252287234550   整理番号:12A0558956

免疫磁気分離に基づいたポイントオブケアウイルス検出のためのロバストで高感度な蛍光アプローチ

Robust and Highly Sensitive Fluorescence Approach for Point-of-Care Virus Detection Based on Immunomagnetic Separation
著者 (9件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 2358-2365  発行年: 2012年03月06日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ウイルス性病原体検出は食品,環境安全性,臨床診断,バイオテロリズムなど多くの分野で重要であり,検出感度の改善研究がなされているが,ポイントオブケアに適用できるほど感度はまだ十分とは言えない。本研究ではビリオンの高感度検出に免疫磁気ナノビーズと蛍光性量子ドットを組み合わせたアプローチを適用し,モデルウイルスとしてAIV H9N2ウィルスを選択した。トリインフルエンザウイルスAIV H9N2サブタイプの表面蛋白質赤血球凝集素についてはモノクローナル抗体を用いた免疫磁気ナノビーズ官能化法によって試料を前処理することなく,H9N2ウィルスを捕獲することができた。捕獲速度定数は一次二分子反応のそれに一致し,そのことは免疫磁気ナノビーズが迅速にウイルスを捕獲できることを示唆していた。感度改善に免疫サンドイッチモードでのビオチン化モノクローナル抗体を用い,ストレプトアビジン結合高輝度量子ドット(QD-SA)を導入した。ビオチン化モノクローナル抗体上の利用可能なビオチン部位へのQD-SA選択的な結合を確認し,200μl中のウイルスについて60コピーまでの低検出限界が得られるようにQD-SAの非特異吸着を低減するための条件を設定した。合成生体試料及び咽頭スワブ試料によって,この方法がポイントオブケア検出に有望であり,この検出原理を他のウイルス病原体検出にも拡張できるものと判断した。
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分類 (1件):
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微生物検査法 
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