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J-GLOBAL ID：201202252295260226   整理番号：12A0371156

雪氷と風 風観測に及ぼす着氷雪の影響

著者 (1件)： 木村茂雄 (神奈川工科大 工)
資料名： 日本風工学会誌  (Wind Engineers, JAWE)
号： 130  ページ： 17-26  発行年： 2012年01月31日 
JST資料番号： X0224A  ISSN： 0912-1935  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 風観測を主たる対象として,寒冷期における着氷雪によるさまざまな影響について述べた。着氷雪の定義,定義および影響評価の試みについて示し,風速計に与える影響例を紹介した。実地観測事例では山頂に設置された機器での事例を紹介し,カップ風速計において降水の発生に応じて風速計の測定値が劇的に減じられることを示した。また風洞試験を行い,カップ風速計と超音波風速計に対する着雪の影響を調べ,さまざまな異常値を出力する可能性があることを示した。さらに,風力発電に与える着氷雪の影響についても言及した。

シソーラス用語： *着雪 ,  *風 ,  *計測 ,  着氷 ,  雲形成 ,  降雨 ,  設計基準 ,  *風洞試験 ,  風速計 ,  現地調査 ,  加熱 ,  *風力発電 ,  地理的分布 ,  風速 ,  季節的変動 ,  起電力
準シソーラス用語： カップ風速計 ,  超音波風速計

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  雪氷工学,寒中工事  (RC03000S)

引用文献 (12件)：

• PAPADAKIS, M. Large and Small Droplet Impingement Data on Airfoils and Two Simulated Ice Shapes. NASA TM-2007-213959. 2007
• Atmospheric icing of structures. ISO12494. 2001
• PELTRA, Esa. RECOMMENDATIONS FOR WIND ENERGY PROJECTS IN COLD CLIMATES. 2010
• POOTS, Graham. ICE AND SNOW ACCRETION ON STRUCTURES. 1996
• 架空送電線のギャロッピング現象・解析技術調査専門委員会. 架空送電線のギャロッピング現象解析技術. 電気学会技術報告. 2001, 844

タイトルに関連する用語 (4件)： 雪氷 ,  風 ,  風観測 ,  着氷