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J-GLOBAL ID:201202252398349853   整理番号:12A0900141

IL-7スプライス変異体,IL-7δ5はPI3K/Akt経路の活性化を介しヒト乳癌細胞増殖を誘導する

IL-7 splicing variant IL-7δ5 induces human breast cancer cell proliferation via activation of PI3K/Akt pathway
著者 (5件):
資料名:
巻: 422  号:ページ: 727-731  発行年: 2012年06月15日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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各種の腫瘍細胞は,インターロイキン-7 (IL-7)およびIL-7変異体を発現する。IL-7は固形腫瘍細胞増殖を促進することが確認されている。しかしながら,腫瘍細胞増殖に与えるIL-7変異体の影響は,不明のままである。この研究では,ヒトMDA-MB-231とMCF-7乳癌細胞の増殖および細胞周期進行に与える,IL-7δ5 (エクソン5を欠くIL-7変異体)の役割を検討した。結果は,IL-7δ5がサイクリンD1発現のアップレギュレーションおよびp27kip1発現のダウンレギュレーションと関係し,細胞増殖およびG1相からG2/M相への細胞周期進行を促進することを示した。機構的に,IL-7δ5は,Akt活性化を誘導することを見出した。LY294002によるPI3K/Akt経路の阻害は,IL-7δ5により誘導される,MDA-MB-231とMCF-7細胞の増殖および細胞周期進行を反転した。結論として,所見は,IL-7δ5変異体が,PI3K/Akt経路の活性化を介し,ヒト乳癌細胞増殖と細胞周期進行を誘導することを示す。このように,IL-7δ5は,ヒト乳癌治療介入に対する標的の可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
女性生殖器と胎児の腫よう  ,  細胞構成体の機能 

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