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J-GLOBAL ID：201202252488900729   整理番号：12A0569129

パソコンとサーバーの節電

著者 (1件)： 中野幸夫 (電力中央研 システム技研)
資料名： 月刊ビジネスアイエネコ  (地球環境とエネルギー)
巻： 45  号： 4  ページ： 104-107  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： G0075B  ISSN： 2185-0364  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Windows PCを対象として,PCを使っていない時のスリープモードによる節電効果と,PCを使っている時のディスプレイの輝度調整による節電効果を検証した。そして,90分間の利用シナリオ(起動→インターネットエクスプローラ(IE)ブラウジング30分→離席10分→復帰→IEブラウジング20分→利用終了→30分放置)を想定してシミュレーションを実施した結果,「節電設定」(5分でディスプレイ切,15分でスリープ,ディスプレイの輝度40%)の場合に26~36%(平均31%),また,「節電設定」+「自主的なスリープ」(節電設定に加え,離席時に手動操作でスリープに入れる)の場合には47~53%(平均50%)の節電効果が期待できることが分かった。さらに,本研究では,サーバーの吸気温度が消費電力およびパフォーマンスに及ぼす影響を把握するために,吸気温度を変化させながら消費電力とパフォーマンスを測定した。その結果,一般的なメーカー保証温度の上限である35°Cまでは,サーバーの消費電力とパフォーマンスに影響は見られなかったことから,適切な範囲で行われるサーバールームの空調温度の見直しは,節電対策として有効であることを確認した。

シソーラス用語： *省エネルギー ,  電力消費 ,  *パーソナルコンピュータ ,  モード ,  表示装置 ,  輝度 ,  *計算機システム運用管理
準シソーラス用語： スリープモード ,  ディスプレイ ,  パソコン ,  節電

分類 (1件)： 計算機システム運用管理  (JD02020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： パソコン ,  サーバー ,  節電