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J-GLOBAL ID:201202252496113205   整理番号:12A1718190

イネ根におけるヒ素ストレスに起因するトランスクリプトーム変化及びシグナル経路

Transcriptomic changes and signalling pathways induced by arsenic stress in rice roots
著者 (6件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: 587-608  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒ素(As)は最も一般的な有毒半金属と考えられるが,作用の分子モードは十分に理解されていない。本研究は,ヒ酸塩[As(V)]がイネ根で細胞内活性酸素種の産生及びカルシウム振動を誘導するか否かを調査した。ヒ素に対する植物細胞応答の分子基礎を理解するために,本研究はAs(V)ストレス時にイネトランスクリプトーム大規模分析を実行した。As(V)は非生物的ストレス,解毒化径路及び二次的代謝過程に関与する遺伝子を誘導した。二次細胞壁生合成,細胞周期及びオリゴペプチド輸送に関与する遺伝子は主にダウンレギュレーションした。シグナル伝達成分(例えば,受容体様細胞質キナーゼ蛋白質キナーゼ,APETALA2/エチレン応答因子,熱ショック因子,MYB及びジンクフィンガー蛋白質)をコードする遺伝子の発現が増加した。 シグナル伝達に関与するいくつかの因子(例えばMAPキナーゼ(MAPK),MAPキナーゼキナーゼキナーゼ及びカルシウム依存性蛋白質キナーゼ(CDPK))もアップレギュレーションした。さらに,As(V) はMAPK及びCDPK様キナーゼ活性を増やした。そして,CDPK及びNADPHオキシダーゼはヒ素誘導MAPK活性化に関与した。As(V)-応答遺伝子及びシグナル伝達経路の詳細な特性化は,植物における半金属吸収,耐性及び解毒の機構のよりよい理解に役立つ。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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稲作  ,  遺伝子発現 

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