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J-GLOBAL ID:201202252517395516   整理番号:12A1421716

TiO2水性懸濁液中キノリンの光接触分解

Photocatalytic degradation of quinoline in aqueous TiO2 suspension
著者 (9件):
資料名:
巻: 237-238  ページ: 247-255  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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平均粒径16nmのアナターゼ型TiO2ナノ粒子を変性ゾル-ゲル法によって合成し,UV照射(λ =365nm)下でのキノリン分解に用いた。TiO2投与量,初期キノリン濃度及びpHなど反応指標の影響を調査した。最適反応条件下では,キノリン光分解効率は91.5%に達した。TiO2ナノ粒子を4回再利用した場合は,光分解効率は90.6%であった。有機中間産物を分析したところ,スーパーオキシドラジカル(O2)が主導的にキノリンのピリジン環に作用して2-アミノベンツアルデヒド,2-キノリノン,4-キノリノンを形成したが,一方,ヒドロキシルラジカル(OH)は,ベンゼン環に作用して5-ヒドロキシキノリンを形成するので,前記反応には殆ど寄与しなかった。合成直後のTiO2ナノ粒子の光接触性能は,市販P25に匹敵する水準であった。TiO2ナノ粒子によるキノリンの光分解反応機構の試案を提示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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農薬  ,  下水,廃水の化学的処理 
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