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J-GLOBAL ID:201202252537028218   整理番号:12A1720190

小麦の老化と収量形成に対する殺菌剤ビキサフェンの影響

Effect of bixafen on senescence and yield formation of wheat
著者 (4件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 171-177  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビキサフェン,菌の呼吸鎖のコハク酸脱水素酵素を阻害するピラゾールカルボキサミド,は穀類の病害防除用に開発された農業用殺菌剤である。ここでは,小麦の老化と収量形成に対する影響について検討し,病菌フリーの温室でアゾール,ストロビルリンおよびスピロケタラミンと比較した。殺菌剤の処理によって,小麦の穂の老化が遅れることが分かった。ビキサフェン,フルオキサストロビンおよびプロチオコナゾールの処理で,葉の老化も遅れ,また,無処理およびスピロキサミンを処理した場合と比較して,緑葉面積期間が拡大した。処理間での葉および穂の老化の違いを蒸散活性の指標として,小麦組織の温度の測定によって確認した。デジタル赤外線画像により,異なる成長段階(GS)で,無処理および殺菌剤処理植物間で明らかな差が認められた。GS 75では,無処理植物の光合成活性は殺菌剤処理植物と比較してり低かった;しかし,ビキサフェンのみは有意な影響を与えた。すべての殺菌剤処理区で穀物収量は増加した。ビキサフェン処理区が著しく,他のすべての処理区に比べ,収量が増加した。穂や葉の温度は穀粒収量と負の相関関係があった。殺菌剤を処理した場合,穂と葉の老化の遅滞による,低い植物組織の温度は組織の生命力および高い光合成活性の適当な指標であった。小麦の生理に対するプラス効果の相乗効果により,ビキサフェン処理が収量増加につながることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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麦  ,  微生物に対する農薬  ,  植物生理学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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