抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Mgx重量%-Zn(x-1)重量%Mn(x=4,5,6,7,8,9)鍛造Mg合金の微細構造および機械的特性に及ぼす影響におけるZn含有量および熱機械的処理の役割を調査した。押出し中の微細構造は,動的再結晶(DRC)によって,極端に微細化した。Zn含有量の増加につれて,DRC結晶粒は,成長する傾向があり,同時に,より多くの第2相流線が現れ,そしてそれは,その更なる成長を制限した。溶体化処理中に,DRC結晶粒は,急速に成長したが,より多くのZn含有量は,結晶粒界拡大を妨げることができ,そしてそれは,より微細な結晶粒に結びついた。時効処理試験片の微細構造を,透過型電子顕微鏡(TEM)によって調査した。時効硬化は,主に2つの準安定相(β1’およびβ2’)から生じ,それと母材の間の界面は,コヒーレントまたは半コヒーレントであり,α-Mg母材の[0001]α方向に平行な長軸をもつ桿体として形成したβ1’相は,(0001)α上の板として形成したβ2’より,転位の運動に対する巨大な障害として作用することができた。X線回折に基づき,両相は,Laves相MgZn2であった。前時効段階中に形成したナノサイズコヒーレントGPゾーンは,第2段階中の二相に対して,より効果的核を提示したので,一段階時効処理と比較して,2段階時効処理合金内のβ1およびβ2は,非常に微細で,より分散した。高いZn含有量は,過時効を引き起こしやすいので,大きいMg-Znブロックが,16時間180°Cの時効後に,β1’およびβ2’の消費によって形成した。Mnは,時効処理試験片内で,棒形状析出物として存在し,β1’およびβ2’に対する核として作用することができ,そして,それらを,より粗大にした。押出サンプルの機械的特性は,Zn含有量の変化に,それほど敏感でなかった。時効処理サンプルの強度は,Zn含有量の増加とともに放物曲線のように上昇し,一方,Zn含有量は,その固溶限度を超えた。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST