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J-GLOBAL ID:201202252541784159   整理番号:12A0111124

カルシウム感知受容体誘導の小胞体ストレスの緩和を通じたアポトーシスからラット心筋細胞を保護する後条件付け

Post-conditioning protecting rat cardiomyocytes from apoptosis via attenuating calcium-sensing receptor-induced endo(sarco)plasmic reticulum stress
著者 (15件):
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巻: 361  号: 1-2  ページ: 123-134  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシウム感知受容体(CaR)刺激はホスホリパーゼC(PLC)媒介放出(IP3)形成を誘発し,小胞体(ER)から放出された[Ca2+]iの上昇に導き虚血再潅流(I/R)中に心筋細胞アポトーシスを引き起こすERストレスおよびER機能の摂動を誘導することを以前の研究で示した。本研究の目的は,I/R心臓損傷からの後条件付け(PC)はカルシウム感知受容体(CaR)誘導のERストレスの開放を含むかどうかを決定することであった。雄性Wistarラットに,30分の虚血ついで2時間の再潅流を受けさせた。3回の10秒の再潅流ついで再潅流開始時における10秒の虚血により,30分の虚血後このラットを後条件付けさせた。一方,CaRの活性化因子,GdCl3および特異的阻害剤NPS-2390を投与した。PCおよびNPS-2390とPCグルーブは,IRおよびGdCl3とPCグルーブと比べてそれぞれ再潅流中において心臓機能の回復を改善することを見出した。レーザー共焦点顕微鏡を用いてそれぞれFluo-4AMおよびFluo-5N AMにより,[Ca2+]iおよび[Ca2+]ERを決定した。I/RおよびGdCl3とPCグルーブにおいて[Ca2+]iは有意に増加したが,[Ca2+]ERは有意に減少した。I/RおよびGdCl3とPCグルーブと比べてPCおよびNPS-2390とPCグルーブにおいてTUNEL(ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ媒介dUTPニック末端標識)アッセイにより示されるように,アポトーシス細胞の割合は有意に減少した。I/RおよびGdCl3とPCグルーブにおいて,カスパーゼ12,活性化転写因子6(ATF6)の開裂産物およびホスホ-JNK(c-Jun NH2-ターミナルキナーゼはPCおよびGdCl3とPCグルーブと比べて増加していた。CaR誘導の筋小胞体ストレスを阻害することにより,PCはI/R損傷から心筋を保護できることをこれらの結果が示した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般  ,  細胞学一般  ,  酵素一般  ,  心臓 

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