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J-GLOBAL ID:201202252547430154   整理番号:12A0620049

選択的水素化触媒としての金属間化合物AlPd: 密度汎関数理論研究

Intermetallic Compound AlPd As a Selective Hydrogenation Catalyst: A DFT Study
著者 (2件):
資料名:
巻: 116  号: 10  ページ: 6307-6319  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,PdとGaあるいはCoとAlからなる金属間化合物がアセチレン及びエチレンの水素化に対し優れた選択性を有することが見いだされた。本研究では,GaPd触媒に関する実験研究に触発され,B-20型構造で結晶化する等構造で等電子構造のAlPd化合物の擬5回対称(120)表面におけるアセチレンの水素化反応を密度汎関数理論(DFT)に基づくab initio計算により詳細に調べた。AlPd金属間化合物の表面構造は三角形-直方形タイリングによって記述し,水素化に対しもっとも活性なサイトは2個のAl原子と1個のPd原子からなる三角形配置であることを示した。この配置に対し,アセチレンは2個のAl原子の架橋サイトに結合していることが分かった。一方,エチレンのもっとも都合の良い結合サイトはもっとも強く突出したPd原子であることを示した。これらの反応の全段階に対する活性化エネルギーを算出した。その結果,律速段階での活性化エネルギーは,参照触媒(Pd,Pd-Ag及びAl13Co4)について得られた活性化エネルギーとほぼ同じであった。エチレンの脱着エネルギーはエチレンがエチルに転換する活性化エネルギーより低く,したがって選択性が優れていることを示した。これらの研究から,触媒の活性と選択性に対する決定因子がAlPdとAl13Co4の両金属間化合物に対し同じであることが分かった。
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分類 (3件):
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不均一系触媒反応  ,  界面化学一般  ,  金属の表面構造 
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