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J-GLOBAL ID:201202252579459782   整理番号:12A0956353

ルパン型5環トリテルペンの外側小葉状膜リン脂質との相互作用調査 Langmuir単分子膜とシンクロトロンX線散乱研究

Investigation of the interactions of lupane type pentacyclic triterpenes with outer leaflet membrane phospholipids - Langmuir monolayer and synchrotron X-ray scattering study
著者 (3件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 116-124  発行年: 2012年09月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ルパン型5環トリテルペン(LT)は,異なる植物から単離される薬理活性天然生成物である。これらは,抗腫瘍薬から抗HIV,抗生物質を経て抗炎症薬や抗原虫活性までにわたる広範な治療作用を持つ。多くの科学論文では,LT作用機構の主要段階は細胞膜への組入れや,構造脂質との相互作用であることを明確に示している。本研究では,この問題に関し,今までに重要な側面は理解されなかったので,これらの現象の調査に向け,多様な基盤としてLangmuir単分子膜を応用した。ルペオールやベツリン酸のコリン頭基構造脂質(代表的な飽和グリセロホスファチジルコリン(DPPC)やオクタデシルスフィンゴミエリン,つまり代表的な膜スフィンゴ脂質)との相互作用に注意を向けた。熱力学分析で裏付けたLangmuir法,Brewster角顕微鏡,すれすれ入射X線回折(GIXD)のような物理化学法が,こうした二層モデル系における分子間相互作用調査を可能にした。結果では,LTが外側小葉状膜リン脂質,つまり全範囲モル比のDPPC(1,2-ジパルミトイル-sn-グリセロ-3-ホスファチジルコリン)とSM(N-ステアロイル-D-エリスロスフィンゴシルホスホリルコリン)と混和性であることを裏付けた。更に,小割合でさえ,LTのリン脂質への導入は,リン脂質分子の周期的規則性の喪失や,GIXDにより認めた回折信号の消失を導いた。また,結果では,LTが十分特性化された脂質ラフトに似た一定化学量論の表面錯体を生成しないことが分った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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トリテルペン  ,  脂質一般  ,  界面化学一般  ,  X線回折法 
物質索引 (5件):
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