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J-GLOBAL ID：201202252626758726   整理番号：12A0559097

淡水河川堆積物における硫酸塩および鉄還元細菌の共存によるメチル水銀生成への寄与

Contribution of Coexisting Sulfate and Iron Reducing Bacteria to Methylmercury Production in Freshwater River Sediments

著者 (6件)： YU Ri-Qing (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  FLANDERS J. R. (URS Corp., Pennsylvania, USA) ,  MACK E. Erin (DuPont Co., Delaware, USA) ,  TURNER Ralph (RT Geosciences Inc., BC, CAN) ,  MIRZA M. Bilal (Rutgers Univ., New Jersey, USA) ,  BARKAY Tamar (Rutgers Univ., New Jersey, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 5  ページ： 2684-2691  発行年： 2012年03月06日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工業的に水銀で汚染されたバージニア州South River(SR)の堆積物におけるメチル水銀の微生物学的生成を研究した。9か所で採取したサンプルにおける水銀メチル化速度は晩春に遅く,晩夏に有意に速くなった。¹⁴CH₃Hgの脱メチル化機構は春季に¹⁴CH₄を生成するが,夏季にほとんど¹⁴CO₂生成に変化した。河岸の浸食に由来する微細堆積物が最大のメチル水銀濃度を有して,メチル化および脱メチル化活性が共に大きいホットスポットであった。堆積物RNA抽出で得たcDNAの16S rRNA遺伝子シークエンシングにより,すくなくとも3種の硫酸塩還元細菌(SRB)と1種の鉄還元細菌(IRB)が活性であることを示した。SRBはメチル化群で,堆積物におけるメチル化の硫酸塩励起とモリブデン酸塩阻害を示すことを確認した。低濃度のアモルファス鉄(II)オキシ水酸化物の添加はメチル化速度を顕著に促進して,メチル化水銀合成におけるIRBの役割を示唆した。

シソーラス用語： *河成堆積物 ,  重金属汚染 ,  河川汚濁 ,  水銀 ,  メチル化 ,  脱メチル ,  rRNA遺伝子 ,  硫酸還元菌 ,  細菌 ,  鉄 ,  *微生物学的反応 ,  酸化物 ,  水酸化物 ,  モリブデン酸塩 ,  阻害 ,  励起 ,  ガス放出 ,  排出量 ,  季節的変動 ,  依存性 ,  沿岸侵食 ,  生物活性 ,  *作用機序 ,  共培養 ,  バージニア州 ,  有機水銀化合物 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  South River ,  オキシ水酸化物 ,  メタン放出 ,  二酸化炭素放出 ,  還元細菌 ,  季節依存性 ,  微生物学的還元 ,  微生物活性

分類 (2件)： 水銀とその化合物  (SB05023Z) ,  河川汚濁  (SB02020F)

物質索引 (1件)： メチル水銀

タイトルに関連する用語 (6件)： 淡水 ,  河川堆積物 ,  硫酸塩 ,  鉄還元細菌 ,  共存 ,  メチル水銀