抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉱物-油-水の3相界面からなるシステムに対し,原子・分子レベルのシミュレーション(数nmスケール)を行い,このシステムの熱力学的,動力学的挙動の解析を行った。油滴の水面上での振る舞いの検討,2次元分子動力学計算による線張力の推定方法の検討も同時に行った。またペンダント・ドロップ法を用いて油の界面張力測定実験を行い界面過剰量を計算した。今後は原子・分子モデルシミュレーションで予測される鉱物-油-水間の相互作用と実験的に観察されるメソーナノスケールレベルでの挙動の比較検討が必要と判断される。