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J-GLOBAL ID：201202252670872951   整理番号：12A0267985

有機電解質を用いた新型色素増感太陽電池の対電極向けのカーボンナノチューブウェブの検討

Investigation of carbon nanotube webs as counter electrodes in a new organic electrolyte based dye sensitized solar cell

著者 (4件)： NOURELDINE Dalal (American Univ. Beirut, Beirut, LBN) ,  SHOKER Tharallah (American Univ. Beirut, Beirut, LBN) ,  MUSAMEH Mustafa (Commonwealth Sci. and Industrial Res. Organization (CSIRO), Clayton, AUS) ,  GHADDAR Tarek H. (American Univ. Beirut, Beirut, LBN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 3  ページ： 862-869  発行年： 2012年01月21日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヨード/3ヨウ化物イオン(I)の酸化還元対の腐食性を避け得る高効率色素増感太陽電池用に新電解質を検討し,これに重要な対電極を選択した。電解質はアセトニトリル/炭酸エチレン混合液に1-メチル-3-プロピルイミダゾール-2-チオン(T)/2,2′-ジチオビス(1-メチル-3-プロピル-2-イミダゾリニウム)ジトリフラート(DT)を混ぜた。T/DTは電荷移動錯体を形成し,酸化還元電位がI系よりやや高い。対電極はFTOにPtやCoSの薄膜,多層カーボンナノチューブのウエブ(CW)を被覆して比べた。増感色素N719は酸化チタン膜に浸み込ませた。CWを20層重ねた対電極が最高効率4.12%を出し,CoSは3.99%で,Ptは活性が低かった。それらの電荷移動抵抗はそれぞれ10,15.4,37.8Ωcm^-2であった。効率に拡散抵抗,光強度は影響しない。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *電解質 ,  *電極 ,  酸化還元電位 ,  電荷移動錯体 ,  白金 ,  コバルト化合物 ,  硫化物 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *ウェブ【繊維】 ,  *エネルギー変換効率 ,  電気化学インピーダンス ,  触媒活性 ,  融解塩
準シソーラス用語： *色素増感太陽電池 ,  *対電極 ,  電荷移動抵抗 ,  電極触媒活性 ,  硫化コバルト

分類 (3件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (2件)： 1-メチル-3-プロピル-1H-イミダゾール-2(3H)-チオン ,  2,2′-ジチオビス(1-メチル-3-プロピル-1H-イミダゾール-3-イウム)

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機電解質 ,  色素増感太陽電池 ,  対電極