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J-GLOBAL ID：201202252701334937   整理番号：12A0534674

ナノ粒子の1画分を含むアクリル酸エステル基盤の重合体分散液エアロゾルを用いたラット短期吸入試験

Short-Term Rat Inhalation Study With Aerosols of Acrylic Ester-Based Polymer Dispersions Containing a Fraction of Nanoparticles

著者 (10件)： MA-HOCK Lan (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  LANDSIEDEL Robert (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  WIENCH Karin (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  GEIGER Dominik (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  STRAUSS Volker (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  GROETERS Sibylle (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  VAN RAVENZWAAY Bennard (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  GERST Matthias (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  WOHLLEBEN Wendel (BASF SE, Ludwigshafen, DEU) ,  SCHERER Gertrud (BASF SE, Ludwigshafen, DEU)
資料名： International Journal of Toxicology  (International Journal of Toxicology)
巻： 31  号： 1  ページ： 46-57  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： E0809D  ISSN： 1091-5818  CODEN： IJTOFN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各種工業過程において重要な原料となる水溶性重合体分散液は直径10~1500nmの粒子を含有している可能性がある。5日間のスクリーニング試験において,同一の化学組成を有するが,ナノサイズの粒子割合が異なる2種のアクリル酸エステル重合体分散液から生じたエアロゾルを雄ラットに3及び10mg/m³の粒子濃度で鼻部吸入させた。吸入期間終了直後及び19日後にラットを剖検し,呼吸器官の組織病理学的検査を行った。吸入期間終了3及び23日後に気管支肺胞洗浄を行い,早期肺損傷及び炎症を調べた。短期吸入試験において,他の被検物質について認めた有害作用とは対照的に,調べたアクリル酸エステル重合体製剤は吸入期間終了時あるいはその後においてもいかなる有害作用も示さず,ナノサイズの重合体の粒子割合が変わっても変化がなかった。これらの結果から,両製剤の無毒性量(NOAEL)は>10mg/m³であり,これは現在の有害粉塵最大許容濃度の2~3倍に当たる。

シソーラス用語： *ポリアクリル酸エステル ,  ナノ粒子 ,  *エアロゾル ,  吸入 ,  曝露 ,  ラット ,  *呼吸器疾患 ,  病理 ,  用量
準シソーラス用語： NOAEL ,  *気道病変 ,  吸入被曝 ,  組織病理

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  エーロゾル  (CB11030Y) ,  呼吸器の疾患  (GI03000Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： ナノ粒子 ,  画分 ,  アクリル酸エステル ,  基盤 ,  重合体分散液 ,  エアロゾル ,  ラット ,  短期 ,  吸入 ,  試験