文献

J-GLOBAL ID：201202252728654496   整理番号：12A0746611

長期リスク情報を活用した規制に基づく先進的分離,転換,および廃棄物処理の環境評価:PyroGreen

Environmental assessment of advanced partitioning, transmutation, and disposal based on long-term risk-informed regulation: PyroGreen

著者 (4件)： JUNG Hyo Sook (Dep. of Nuclear Engineering, Seoul National Univ., 1 Gwanak-ro, Gwanak-gu, Seoul, 151-742, KOR) ,  CHOI Sungyeol (Dep. of Nuclear Engineering, Seoul National Univ., 1 Gwanak-ro, Gwanak-gu, Seoul, 151-742, KOR) ,  HWANG Il Soon (Dep. of Nuclear Engineering, Seoul National Univ., 1 Gwanak-ro, Gwanak-gu, Seoul, 151-742, KOR) ,  SONG Myung-jae (Korea Radioisotope Assoc., SH Corp. Building 14-5, Kaepo-dong, Kangnam-gu, Seoul, 135-988, KOR)
資料名： Progress in Nuclear Energy  (Progress in Nuclear Energy)
巻： 58  ページ： 27-38  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： H0693A  ISSN： 0149-1970  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 使用済核燃料(SNF)貯蔵の安全性は原子力発電所運転の主要な課題の一つとなってきた。直接処分および再利用は,SNFおよび高レベル廃棄物(HLW)処分場に関する長期安全性の不確実さのため,共に一般社会から批判を受けてきた。持続可能な核エネルギーの目標を達成するため,概念的に先進の高温化学分離フローシートである,PyroGreenと称する高温化学分離および転換を利用した革新的再利用アプローチを提案して,HLW処分場の必要性は排除した。従来の分離過程から,PyroGreenではハル電解,還元抽出,および選択酸化の組合せを利用して,SNFおよびHLWを低および中間レベル廃棄物(LILW)へとさらに除染を進めた。本論文では,最終PyroGreen生成廃棄物を全て収納する地層処分場の長期的環境パフォーマンスを調べ,PyroGreen分離および転換の実現可能性を説明した。長期リスク情報基準,周辺生物圏内のアルファ放出同位体濃度,発熱,および放射線量に基づいて最終PyroGreen廃棄物を評価した。PyroGreenから出る全最終廃棄物は,LILWに対する新しい国際原子力機関安全指針に従い,中間深度で地層処分場内に廃棄される。移動評価によってC-14,Cl-36,Se-79,Sn-125,およびI-129を含む複数の長寿命核分裂生成物が長期間の線量率を占めるが,その一方で超ウラン元素が人の不注意による侵入の状況でのリスクを左右することがわかった。設計寿命40年を持つ24基の1000MWe軽水炉からの全バッチSNFをLILWに変えるため,中間深度と地表面近くの間の処分に対する主要な放射性核種に必要とされる除染係数を決定および比較した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 使用済燃料要素 ,  *分離 ,  保管 ,  *高レベル廃棄物 ,  放射線量 ,  超ウラン元素 ,  *地中処分 ,  *核変換
準シソーラス用語： *高温化学分離 ,  放射性廃棄物貯蔵 ,  HLW【廃棄物】 ,  地層処分

分類 (1件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 長期 ,  リスク情報 ,  活用 ,  規制 ,  転換 ,  廃棄物処理 ,  環境評価