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J-GLOBAL ID：201202252785347214   整理番号：12A1234823

アルキルトリメチルアンモニウム界面活性剤と多価加水分解可能対イオンとの弾力的な球状ミセル

Resiliently Spherical Micelles of Alkyltrimethylammonium Surfactants with Multivalent, Hydrolyzable Counterions

著者 (2件)： LIU Connie K. (Univ. Sydney, NSW, AUS) ,  WARR Gregory G. (Univ. Sydney, NSW, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 30  ページ： 11007-11016  発行年： 2012年07月31日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加水分解可能なリン酸塩(PO₄^3-,HPO₄^2-,及びH₂PO₄^-),シュウ酸塩(HC₂O₄^-及びC₂O₄^2-),及び炭酸塩(HCO₃^-及びCO₃^2-)の対イオンを有する一連のC₁₂からC₁₆のアルキルトリメチルアンモニウム界面活性剤を調製し,それらのミセル溶液挙動のキャラクタリゼーションを行った。臨界ミセル濃度を電気伝導率測定から導いた。臨界ミセル濃度は対イオンとその加水分解状態に依存していた。1価対イオンは臭化物あるいは塩化物よりもミセル表面に弱く結合するが,多価イオンは強く結合する。アルキルトリメチルアンモニウム臭化物及び塩化物と異なり,ミセルは,すべての価数の加水分解可能対イオンの存在で,小さく球状である。電解質を添加しても球状を保つことが,小角中性子散乱測定で示された。これは,強く結合した加水分解可能対イオンが強く溶媒和するのと整合する。このように,多価加水分解可能対イオンの塩は,新規方法でミセル構造を制御するのに用いることができた。

シソーラス用語： *陽イオン界面活性剤 ,  第四アンモニウム ,  リン酸塩 ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  ジカルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  炭酸塩 ,  *対イオン効果 ,  臨界ミセル濃度 ,  電気伝導率 ,  加水分解 ,  強度 ,  原子価 ,  制御 ,  リン酸水素塩 ,  ミセル ,  球状 ,  小角中性子散乱 ,  炭酸水素塩
準シソーラス用語： しゅう酸塩 ,  リン酸二水素塩 ,  価数 ,  球状ミセル ,  結合強度 ,  構造制御

分類 (2件)： ミセル  (CB11020N) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (3件)： テトラデシルトリメチルアミニウム ,  ドデシルトリメチルアンモニウム ,  ヘキサデシルトリメチルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (6件)： 界面活性剤 ,  多価 ,  加水分解可能 ,  対イオン ,  球状 ,  ミセル