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J-GLOBAL ID：201202252823768920   整理番号：12A1404810

Bifidobacterium breve UCC2003において二成分制御系は自己調節性セルピン発現を調節する

A Two-Component Regulatory System Controls Autoregulated Serpin Expression in Bifidobacterium breve UCC2003

著者 (7件)： ALVAREZ-MARTIN Pablo (National Univ. Ireland, Cork, IRL) ,  MOTHERWAY Mary O’Connell (National Univ. Ireland, Cork, IRL) ,  TURRONI Francesca (National Univ. Ireland, Cork, IRL) ,  TURRONI Francesca (Univ. Parma, Parma, ITA) ,  FORONI Elena (Univ. Parma, Parma, ITA) ,  VENTURA Marco (Univ. Parma, Parma, ITA) ,  VAN SINDEREN Douwe (National Univ. Ireland, Cork, IRL)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 78  号： 19  ページ： 7032-7041  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プロバイオティクスBifidobacterium属のセルピンは異なるプロテアーゼに応答して転写が誘導され,宿主応答性が類推されている。B.breve UCC2003のser₂₀₀₂遺伝子座は2つの遺伝子sagAとserUで構成されており,sagAは膜結合蛋白質,serUはセルピンをコードしている。sagA遺伝子の近位上流で同定された2つの遺伝子serRとserKはそれぞれ応答レギュレーターとヒスチジンプロテインキナーゼで,二成分調節系(2CRS)を構成している。SerRを過剰発現すると,serUの転写が増加した。SerRはser₂₀₀₂のプロモーター領域に結合しており,serRの挿入変異株は親株に比較してser₂₀₀₂の転写誘導パターンが変化しており,プロテアーゼが媒介する誘導に対する応答でのserRK 2CRSの重要性を明らかにした。serU変異株の解析から,SerPKのシグナル伝達経路はSerUに依存した自己制御ループを含んでいることを示唆した。

シソーラス用語： *セルピン ,  オペロン ,  遺伝子座 ,  細胞情報伝達 ,  プロモーター領域 ,  転写因子 ,  *プロバイオティクス ,  *ビフィズス菌
準シソーラス用語： *Bifidobacterium ,  *Bifidobacterium breve ,  二成分調節系

分類 (2件)： 発酵食品一般  (FK04010W) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： Bifidobacterium ,  二成分制御系 ,  自己調節 ,  セルピン ,  発現 ,  調節