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J-GLOBAL ID:201202252839047742   整理番号:12A1116349

Catellibacterium caeni nov DCA-1Tによるクロルアセトアミド除草剤ブタクロルの分解

Degradation of the chloroacetamide herbicide butachlor by Catellibacterium caeni sp. nov DCA-1T
著者 (10件):
資料名:
巻: 73  ページ: 16-22  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クロルアセトアミド除草剤ブタクロルは,広範に使用されている除草剤であり,多くの地域で環境を汚染している。ブタクロルの分解機構とバイオオーギュメンテーションによるブタクロル汚染箇所のバイオレディエーションは大きな課題である。本研究で,新種のCatellibacterium caeni nov DCA-1Tが,50mg1-1のブタクロルを82時間で81.2%分解し,15°Cから35°Cと比較的広範な温度範囲で,初発pHが6.0から9.0の範囲で効率的に分解することを見いだした。DCA-1T株によるブタクロル分解過程に5種類の代謝産物が存在することをガスクロマトグラフィー-質量分析を用いて示し,ブタクロルの新たな分解経路を提案した。3種類の土壌に対してDCA-1T株を用いるバイオオーギュメンテーションによるブタクロルの除去を研究した。DCA-1T株の接種によって殺菌土壌及び無殺菌土壌中のブタクロルの分解が顕著に促進された。本菌株を接種すると50mgkg-1のブタクロルが,5日間で,無接種では5.4%から36%の除去に比べて,57.2%から90.4%が除去された。DCA-1T株が接種された殺菌赤土(pH4.8)でのブタクロルの除去速度は,殺菌含水河川土(pH6.3)及び殺菌高砂質土(pH8.2)と比較して低かった。これは土壌の種類がブタクロル分解に大きく影響することを示していた。本研究は,DCA-1T株がクロルアセトアミド除草剤で汚染された場所を浄化するのに極めて高い可能性有していること強調し,ブタクロルの新たな分解経路の存在を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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土壌生物  ,  微生物生理一般  ,  農薬 
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