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J-GLOBAL ID：201202252851175233   整理番号：12A1212617

温度依存性を考慮した強誘電体の構成モデル

Constitutive Model of Ferroelectric Materials for Expressing Temperature Dependent Property

著者 (4件)： 吉田圭吾 (名古屋大) ,  吉田圭吾 (トヨタ自動車) ,  池田忠繁 (名古屋大) ,  上田哲彦 (名古屋大)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 791  ページ： 1079-1089 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らが提案している物理的背景を持つ比較的簡単な支配方程式で,ヒステリシスを含む非線形な強誘電体の電気機械的挙動を概ね定量的に捉えることができる構成モデルを温度依存性を表せるように発展させた。新たなモデルでは,棒状の強誘電相要素と棒状の常誘電相要素が並列に拘束されていると仮定した。提案した構成モデルが,計測した強誘電体の温度変化に対する電気機械特性の変化の様子を概ね定量的に捉えられることが分かった。このことから,提案した構成モデルが,温度依存性を有する強誘電材料の変形挙動の理解や強誘電体を含む構造システムの設計に有効であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *強誘電体 ,  *温度依存性 ,  *構成モデル ,  非線形性 ,  ヒステリシス ,  温度変動 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  ジルコニウム酸チタン酸鉛 ,  スイッチング
準シソーラス用語： ドメインスイッチング

分類 (1件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

引用文献 (21件)：

• (1) 内野研二, 石井孝明, 強誘電体デバイス (2005), pp. 99-234, 森北出版株式会社.
• (2) Omura, M., Adachi, H., and Ishibashi, Y., “Simulations of Ferroelectric Characteristics Using a One-Dimensional Lattice Model,” Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 30, No. 9B (1991), pp. 2384-2387.
• (3) Bassiouny, E., Ghaleb, A. F., and Maugin, G. A., “Thermodynamical Formulation for Coupled Electromechanical Hysteresis Effects-I. Basic Equations,” International Journal of Engineering Science, Vol. 26, No. 12 (1988), pp. 1279-1295.
• (4) Kamlah, N. and Tsakmakis, C., “Phenomenological Modeling of the Non-Linear Electromechanical Coupling in Ferroelectrics,” International Journal of Solids and Structures, Vol. 36, No. 5 (1999), pp. 669-695.
• (5) Smith, R. C. and Hom, C. L., “Domain Wall Theory for Ferroelectric Hysteresis”, Journal of Intelligent Material Systems and Structures, Vol. 10, No. 3 (1999), pp. 195-213.

タイトルに関連する用語 (3件)： 温度依存性 ,  強誘電体 ,  構成モデル