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J-GLOBAL ID：201202252913093662   整理番号：12A1762985

多孔性グラフェンを通した選択的な分子ふるい

Selective molecular sieving through porous graphene

著者 (4件)： KOENIG Steven P. (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  WANG Luda (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  PELLEGRINO John (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  BUNCH J. Scott (Univ. Colorado, Colorado, USA)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 7  号： 11  ページ： 728-732  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 紫外線誘起酸化エッチングにより,グラフェン膜にμmサイズの孔を作成することができ,その膜が分子ふるいとして使われることを示す。酸化ケイ素基板中にエッチングされた所定直径5μmの井戸上のグラフェンの機械的な剥離によって形成され,マイクロキャビティを覆ったプリスチングラフェン薄片は,全ての標準ガス分子に非透過性で,表面力により酸化ケイ素基板に固定された自立膜を形成した。高圧チェンバ中で,マイクロチェンバに200kPaのH₂ガスで満たす。サンプルを高圧チェンバから取出し,エッチング細孔を作ると,H₂は,細孔を通して,マイクロチェンバから急速に漏洩する。細孔径が空気分子(主にN₂,O₂)より小さいと,H₂分子がマイクロチェンバから完全に漏出するまで,グラフェン膜の曲率は減少し続ける。加圧ブリスタテスト及び機械的共鳴を用いて,同様に細孔を通る一連のガス(H₂,CO₂,Ar,N₂,CH₄,及び,SF₆)の輸送を測定する。得られた漏れ率,分離係数及びRamanスペクトルは,少数のÅサイズの孔をとおる浸出に基づくモデルと一致する。

シソーラス用語： *多孔質体 ,  *分子ふるい ,  *炭素材 ,  *膜 ,  細孔径 ,  グラファイト ,  ナノ構造 ,  Ramanスペクトル ,  分離係数 ,  ガス分離 ,  構造材料 ,  微結晶 ,  グラフェン ,  ナノ材料
準シソーラス用語： ナノ構造材料 ,  メソ孔性分子ふるい ,  自立膜

分類 (3件)： 気体の輸送現象  (BJ01022N) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多孔性 ,  グラフェン ,  分子ふるい