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J-GLOBAL ID：201202252943163690   整理番号：12A0762859

溶解度の測定の科学と芸術性:何を学んでいるのか

The Art and Science of Solubility Measurements: What Do We Learn?

著者 (2件)： WILHELM Emmerich (Univ. Wien (Vienna), Wien) ,  WILHELM Emmerich (Univ. Salzburg, Salzburg, AUT)
資料名： 熱測定  (Calorimetry and Thermal Analysis)
巻： 39  号： 2  ページ： 61-86  発行年： 2012年04月25日 
JST資料番号： Z0896A  ISSN： 0386-2615  CODEN： NESOD2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶解度とその関連のある現象は,物理化学の最も古典的な分野の一つであり,また最も重要な分野の一つでもある。広範囲の内容を含むので,短い総説では包括的な内容を含むことができない。そのためここでは現在の研究対象である液体中での超臨界流体(気体)の溶解度に関する2,3のトピックスに焦点をあてた。最初に,非電解質溶液の研究に関連する熱力学的に形式的な事例を簡単に示し,最も重要な最新の実験データを示した。溶解度のデータを整理したり,相関をとったりする様相が,多くの近似の議論を含めて簡単に扱われる。このことは,無限希釈における部分分子容やビリアル係数のような必要不可欠な補足量を評価する最近の方法を調査することにより行われる。この研究のゴールは,しばしば過大視される内容を分類すること,文献中ででくわす誤解を晴らすことにある。最後に,希釈した水溶性の非電解質溶液のために得られた2,3の実験結果を議論し,生物物理化学的な関連性を示した。Henry逃散能(Henry則定数としても知られている)や高精密な溶解度データのvan’t Hoff分析により,必然的に様々な重要な熱的な量が得られ,それらは最も重要なものであった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *溶解度 ,  超臨界流体 ,  非電解質溶液 ,  ビリアル係数 ,  部分モル量 ,  Henry定数 ,  平衡定数 ,  方程式 ,  逃散能 ,  *溶解熱 ,  熱容量
準シソーラス用語： 部分モル体積 ,  van’t Hoffの式

分類 (2件)： 多成分系の相平衡・状態図一般  (CB03014B) ,  化学熱力学(混合系)一般  (CB02031R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶解度 ,  科学 ,  芸術