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J-GLOBAL ID:201202252970797803   整理番号:12A1311866

紫外線検出器用いる高速液体クロマトグラフィーによる土壌中のメタン細菌のバイオマーカーとして2-メルカプトエタンスルホナートの定量分析

Quantitative determination of 2-mercaptoethane sulphonate as biomarker for methanogens in soil by high performance liquid chromatography using UV detector
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  ページ: 140-145  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全メタン生成細菌は選択的炭素源にかかわらず,メタン(CH4)を生産する中間体として補酵素M(Co-M:2-メルカプトエタンスルホナート)を形成する。しかし,土壌中のCo-Mの定量は以前に行われていない。本実験では,Co-Mの定量方法は,紫外線検出器を用いたHPLCによって標準化し,Co-M値を土壌のCH4放出フラックス及びメタン細菌活性と比較した。この実験目的は,Co-M定量化技術を標準化し,土壌中のメタン細菌のバイオマーカーとして実現可能性を評価することであった。Co-Mは,リシス緩衝液でメタン細菌の細胞膜を破壊することで土壌から抽出した。270 nmで測定するHPLCの移動相としてトリクロロ酢酸溶液(0.5 M)及びアセトニトリル混合液(70:30,v/v)を用いた。方法の精度は97%以上であった。そして,添加したCo-Mの90.3 ± 8.1%をこの方法で土壌から回収した。土壌中のCo-M濃度は異なるイネ栽培段階で変化した。そして,最大濃度のCo-Mが 最大CH4 放出期間(実生移植後の60日)で記録された。有機基質の適用は,イネ水田土におけるCo-M濃縮及びメタン細菌活性を有意に増大させた。コンバージョンファクターを用いて土壌のCo-M濃度からメタン細菌活性を計算することができる。これらの結果に基づいて,Co-M濃度をメタン細菌活性のバイオマーカーに使用することが可能であり,上述の方法は単純だが正確な土壌中のCo-Mの定量分析に有用であることを提示する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌生物  ,  液体クロマトグラフィー 

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