抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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広域CFD解析手法を開発して東京23区全域を対象として数値解析を実施し,結果から23区における縞状の高温現象を確認した。これは直下の土地利用構成と共に大気の三次元流れの気温場への影響を意味した。縞状の高温帯は幹線道路などの高密集地において上昇気流を誘引し,周辺地区の排熱を収束させながら更なる温度上昇を導く可能性がある事を,一方,大規模緑地では上空の冷気を地上に引き込み風下の周辺域に滲出させる事を確認した。都市境界層における熱拡散の動態は,建物レベルから微視的に解明する上で重要な情報を含む事を指摘した。