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J-GLOBAL ID：201202252992948147   整理番号：12A1219240

衛星データによる新燃岳2011年噴火に伴う降灰域の把握

著者 (3件)： 世見淳一 (宮崎県林業技術セ) ,  小田三保 (宮崎県林業技術セ) ,  福里和朗 (宮崎県林業技術セ)
資料名： 九州森林研究  (Kyushu Journal of Forest Research)
号： 65  ページ： 122-124  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L2396A  ISSN： 1347-0779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新燃岳は霧島火山群を構成する火山の1つである。降灰の程度に応じて植生の分光反射特性が変化することを利用して,新燃岳の噴火前後のNDVIの減少率から降灰厚を求める方法が行われている。しかし,植生の分光反射特性の変化と降灰厚の関係を求めた事例は少ない。本研究は,ALOS/AVNIR-2のデータを用いて噴火前後のNDVIの減少量を求め,NDVIの減少量と降灰分布および降灰厚との関係を調査した。ALOS/AVNIR-2の噴火前後のデータからNDVI減少量を求めた結果,降灰分布を把握することができた。しかし,降雨の影響を受けることが推定されるため,降灰分布の把握に用いる衛星データは噴火後直近のデータを用いることが望ましいことを示した。また,降灰厚が増加するほどNDVI減少量が大きくなる傾向が見られた。

シソーラス用語： 測地衛星 ,  放射計 ,  火山 ,  噴火活動 ,  *火山灰 ,  正規化植生指数 ,  *地理的分布 ,  *データ ,  植生 ,  反射率
準シソーラス用語： ALOS ,  AVNIR-2 ,  *衛星データ ,  新燃岳 ,  分光反射率 ,  霧島火山群

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (9件)：

• 団野晧文ほか(1980)鹿大農学術報告 30:217:224.
• 甲斐原一朗ほか(1965)林試研報 182:68-109.
• 菅野正人・加藤正人(2002)日本リモセン誌22:89-95.
• 気象庁(2011a)気象庁ホームページ第120回火山噴火予知連絡会資料:29.http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/CCPVE/CCPVE.html(2011年10月参照).
• 気象庁(2011b)気象庁ホームページ気象観測データ. http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html(2011年10月参照)

タイトルに関連する用語 (5件)： 衛星データ ,  新燃岳 ,  噴火 ,  降灰 ,  把握