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J-GLOBAL ID：201202253005579255   整理番号：12A0811463

含水エアロゾル模倣物における低溶解性有機材料による表面張力低下

Surface tension depression by low-solubility organic material in aqueous aerosol mimics

著者 (3件)： SCHWIER Allison (Dep. of Chemical Engineering, Columbia Univ., New York, NY 10027, USA) ,  MITROO Dhruv (Dep. of Chemical Engineering, Columbia Univ., New York, NY 10027, USA) ,  MCNEILL V. Faye (Dep. of Chemical Engineering, Columbia Univ., New York, NY 10027, USA)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 54  ページ： 490-495  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長鎖脂肪酸(LCFA)を含む界面活性材料は有機エアロゾル質量のかなりの部分を構成する。界面活性種は気体-エアロゾル界面で皮膜を形成すると考えられており,エアロゾル不均一性ケミストリと雲形成に関与する。しかし,LCFA相挙動と表面-バルク分割は対流圏エアロゾル水(即ち酸性と高イオン含量)の最も典型的な条件下で性質決定されておられず,エアロゾル中での表面皮膜生成の予測を困難にしている。本研究では,若干可溶性のLCFAであるオレイン酸とステアリン酸を含む水溶液の表面張力測定を提示する。pH変化,有機物濃度,無機塩含量の影響を各システムで試験した。pH0~8と高い無機塩濃度(NaClと(NH₄)₂SO₄)で,ステアリン酸またはオレイン酸を含む水溶液について,水と比較して,約30%と45%の表面張力低下を認めた。これは表面皮膜生成が,大気中エアロゾルにおけるこれらの種について好適であることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *脂肪酸 ,  界面張力 ,  *エアロゾル ,  *界面活性剤 ,  大気 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *長鎖脂肪酸 ,  表面張力

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

物質索引 (2件)： オレイン酸 ,  ステアリン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： エアロゾル ,  模倣 ,  溶解性 ,  有機材料 ,  表面張力