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J-GLOBAL ID:201202253014828403   整理番号:12A1603749

インターロイキン-24はアポトーシス,石灰化および骨芽細胞マーカーの発現,Wnt/β-カテニン経路を阻害することにより,平滑筋細胞のβ-グリセロリン酸が誘導する石灰化を減弱する

Interleukin-24 attenuates β-glycerophosphate-induced calcification of vascular smooth muscle cells by inhibiting apoptosis, the expression of calcification and osteoblastic markers, and the Wnt/β-catenin pathway
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巻: 428  号:ページ: 50-55  発行年: 2012年11月09日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血管の石灰化は心血管疾患の特徴である。インターロイキン-24(IL-24)は様々なヒトの癌において腫瘍進行を抑制することが知られている。しかし,癌以外の疾患の病態生理におけるIL-24の役割は不明である。筆者等は血管石灰化におけるIL-24の役割を調べた。IL-24をβ-グリセロリン酸(β-GP)が誘導するラット血管平滑筋細胞(VSMC)石灰化モデルに添加したところ,この石灰化が有意に阻害された。この阻害効果はβ-GPが誘導するアポトーシス,石灰化および骨芽細胞マーカーの発現の抑制に起因した。さらにIL-24は血管石灰化の発病において鍵となる役割を果たすWnt/β-カテニン経路のβ-GPによる活性化を抑止した。この石灰化阻害に関するIL-24の特性を,IL-24に対する中和抗体により確認した。本研究は心血管疾患におけるIL-24の新しい作用機構を提供し,IL-24がVSMC石灰化の潜在的治療薬となるかもしれないことを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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サイトカイン  ,  循環系の疾患 
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