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J-GLOBAL ID：201202253055990207   整理番号：11A1970795

マウスのと腸粘膜における免疫応答とサイトカインに及ぼすLactobacillus helveticusの影響

Effects of Lactobacillus helveticus on Immune Response and Cytokines in Intestinal Mucosa of Mice

著者 (4件)： Jia Yuchen (Tianjin Key Lab. of Food Biotechnology, Coll. of Biotechnology and Food Sci., Tianjin Univ. of Commerce, Tianjin) ,  Chen Qingsen (Tianjin Key Lab. of Food Biotechnology, Coll. of Biotechnology and Food Sci., Tianjin Univ. of Commerce, Tianjin) ,  Wang Youxiang (Tianjin Key Lab. of Food Biotechnology, Coll. of Biotechnology and Food Sci., Tianjin Univ. of Commerce, Tianjin) ,  Yan Yali (Tianjin Key Lab. of Food Biotechnology, Coll. of Biotechnology and Food Sci., Tianjin Univ. of Commerce, Tianjin)
資料名： Shipin Kexue  (Shipin Kexue)
巻： 31  号： 23  ページ： 335-339  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2151A  ISSN： 1002-6630  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 著者らの目的は,健康なBALB/cマウスの腸粘膜における免疫応答とサイトカインに及ぼすLactobacillus helveticusの影響を研究することであった。マウスをランダムに3つの群,すなわち,正常な対照群,食塩対照群,および108cfu/mLの用量で投与したL.helveticus群に分割した。すべてのマウスの0,1,2,3,4,6,8,12,24時間後の,SIgA,およびサイトカイン濃度を,すべてのマウスの腸粘膜において,ラジオイムノアッセイ法(RIS)と酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA)によって分析した。結果は,対照群,生理学的食塩群と比較して,L.helveticusの経口投与によるマウスの腸粘膜のSIgA含有量が著しく異なっていたことを示した(P<0.01)。また,IL-2とIFN-γ含有量も,著しく異なっていた(P<0.05)。処理したマウスの腸粘膜におけるIL-4含有量は,対照群より著しく高かったが(P<0.05),IL-6発現水準では高くなかった(P>0.05)。IFN-γ/IL-4比率は相互拮抗作用を示し,L.helveticusが健康なマウスの粘膜の免疫バランスを維持し,またTh1/Th2バランスを維持することを示唆した。著者らの結果は,プロバイオテック細菌L.helveticusが,マウスの腸粘膜の免疫応答の調整によって提供されることを示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： マウス ,  *腸粘膜 ,  サイトカイン ,  実験動物 ,  放射性免疫分析 ,  ELISA ,  経口投与 ,  免疫応答 ,  *Lactobacillus helveticus ,  *ラクトバシラス属 ,  近交系BALB Cマウス ,  ネズミ亜目 ,  バイオアッセイ ,  *微生物 ,  *細菌
準シソーラス用語： 免疫反応 ,  *乳酸桿菌属 ,  BALB/cマウス ,  ラジオイムノアッセイ法 ,  酵素結合イムノソルベント検定法

分類 (2件)： 微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C) ,  腸  (EJ06040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  腸粘膜 ,  免疫応答 ,  サイトカイン ,  Lactobacillus