文献

J-GLOBAL ID：201202253064362561   整理番号：12A1520525

炭素-MEMS電極上に作製された小型燃料電池アノードに基づく拡散を必要としないメディエータ

Diffusion-Free Mediator Based Miniature Biofuel Cell Anode Fabricated on a Carbon-MEMS Electrode

著者 (5件)： BISHT Gobind S. (Univ. California, California, USA) ,  HOLMBERG Sunny (Univ. California, California, USA) ,  KULINSKY Lawrence (Univ. California, California, USA) ,  MADOU Marc (Univ. California, California, USA) ,  MADOU Marc (Ulsan National Inst. of Sci. and Technol. (UNIST), Ulsan, KOR)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 39  ページ： 14055-14064  発行年： 2012年10月02日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小型で拡散を要しないグルコースオキシダーゼアノードとして利用するために,炭素-MEMSプロセスで作製したミクロパターン化炭素電極の機能化について報告した。電極表面の反応性を低下させる還元的環境における熱分解を抑制するために,電極上のアミンリンカの電気化学酸化を行った。アノードは,2,5-ジヒドロキシベンズアルデヒド(DHB)に基づく酸化還元メディエータとグルコースオキシダーゼとの間の電子移動をとおして作動するように設計した。電極はまず酸化還元メディエータのためのリンカとして働くエチレンジアミンにより機能化した。ついで酸化還元メディエータを還元的アミノ化をとおしてグラフト化した。酵素付着のため,DHB付着電極をアミノ安息香酸(ABA)の電解酸化をとおし再び機能化した。ついで酵素付着をABAリンカ上の遊離カルボキシル基酵素のアミド側鎖との間のカップリング反応により行った。酵素の吸着および付着に対する酵素培養は,乾式および湿式スポッティング法のいずれかで行った。最後に,電極をゼラチンに基づくヒドロゲルで保護した。アノード半電池をサイクリックボルタンメトリーでテストした結果,乾式スポッティング培養により酵素付着を行った電極が最も高いアノード電流を与えた。

シソーラス用語： *MEMS ,  *グルコースオキシダーゼ ,  アノード ,  炭素電極 ,  電子移動 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン ,  アルキレンジアミン ,  ジアミン
準シソーラス用語： *MEMSデバイス ,  *レドックスメディエータ

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (3件)： 2,5-ジヒドロキシベンズアルデヒド ,  4-アミノ安息香酸 ,  エチレンジアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素 ,  作製 ,  小型燃料電池 ,  アノード ,  拡散