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J-GLOBAL ID：201202253108653658   整理番号：12A0862327

面材耐力壁の釘発錆時せん断性能に関する実験的研究 木造住宅の劣化時構造性能に関する研究(その2)

EXPERIMENTAL STUDY ON THE PERFORMANCE OF THE SHEAR WALLS WITH THE NAILS RUSTING: Study on the structural performance of wooden houses when deteriorated (Part 2)

著者 (2件)： 石山央樹 (住友林業) ,  腰原幹雄 (東大 生産技研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 676  ページ： 911-918  発行年： 2012年06月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 面材耐力壁釘接合部の静的および動的正負交番繰返しせん断実験,面材耐力壁の静的面内せん断実験を行い,釘発錆時の面材耐力壁の構造性能について検証を行った。得られた主な知見は,1)繰り返し加力の場合,発錆が進行した時の破断比率が単調加力に比べて増加する,2)重量残存率が減少するほど,動的効果による耐力上昇が顕著になる傾向がある,3)動的繰り返し加力の場合,1)による耐力低下と靭性の低下を2)による耐力上昇が補完し,許容耐力は静的単調加力と概ね同じか高い値を示す。

シソーラス用語： *木構造 ,  住宅 ,  *耐力壁 ,  *釘接合 ,  劣化 ,  剪断強さ ,  木造住宅 ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： 剪断強度

分類 (2件)： 木構造  (RA04020P) ,  壁  (RB03020L)

引用文献 (10件)：

• 1) 国土交通省:国土交通白書2008 平成19年度年次報告 進行する地球温暖化とわたしたちのくらし, ぎょうせい, 2008
• 2) 澤田圭、佐々木義久、森満範、戸田正彦:土台の部分腐朽が筋違い耐力壁の水平せん断力に及ぼす影響, 日本木材加工技術協会創立60周年記念第26回年次大会(東京)講演要旨集, pp.35-36, 2008.10
• 3) 石山央樹、腰原幹雄:釘接合部の劣化時せん断性能に関する実験的研究-木造住宅の劣化時構造性能に関する研究(その1), 日本建築学会構造系論文集 第646号, pp.2281-2289, 2009.12
• 4) ISO 16670 : Timber structures - Joints made with mechanical fasteners - Quasi-static reversed-cyclic test method, 2003
• 5) (財)日本・住宅木材技術センター:木造軸組構法住宅の許容応力度設計(2008年版), 2009.1

タイトルに関連する用語 (10件)： 面材 ,  耐力壁 ,  釘 ,  錆 ,  せん断 ,  実験的研究 ,  木造 ,  住宅 ,  構造性能 ,  研究