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J-GLOBAL ID：201202253124186814   整理番号：12A0724148

WO₃を含むPbO-P₂O₅-NaFガラスの誘電性,電気伝導率,UV-vis/赤外分光法

Dielectric properties, conductivity, UV-visible and infrared spectroscopy of PbO P₂O₅ NaF glasses containing WO₃

著者 (1件)： SALEM Shaaban M.
資料名： Journal of Non-Crystalline Solids  (Journal of Non-Crystalline Solids)
巻： 358  号： 11  ページ： 1410-1416  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： D0642A  ISSN： 0022-3093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 急冷凝固法を用い,均一ガラス(50P₂O₅-(30-x)PbO-20NaF-xWO₃;x=0.0,5,10,15mol%)を合成した。Fourier変換赤外分光法により,リン酸塩サンプルの短範囲構造を調べた。赤外スペクトル研究では,ガラスネットワーク中のPO₄,WO₄,WO₆構造ユニットの存在や,WO₃濃度が増えるにつれWO₄四面体数は減ることを指摘した。波長範囲190~1100nmで,ガラスの光透過率や反射スペクトルを記録した。全タイプの電子遷移の光バンドギャップE_op値や屈折率を決定し検討した。複素誘電率の実部と虚部,ε₁とε₂を決定した。本ガラス系の電子遷移タイプを間接的に認め,タングステンイオンの高分極率に因る反射率の大きな値や分散を記録した。決定したように屈折率結果はサンプルの均一性を明らかにし,ガラス組成に依存すると分った。温度範囲室温~600K,周波数範囲0.12~100kHz下,ac伝導率により,ガラスの電子物性を調べた。誘電性研究では,WO₃含量増加に伴うガラス系の絶縁特性増大を示唆した。高温領域のac伝導率は,W⁴⁺からW⁵⁺イオンへの移動過程と関わるポーラロンと主に関連すると思われた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リン酸塩ガラス ,  化学組成 ,  *酸化リン ,  *酸化鉛 ,  *フッ化ナトリウム ,  *誘電性 ,  *電気伝導率 ,  *スペクトロスコピー ,  *FTIR分光法 ,  急冷凝固 ,  均一性 ,  ネットワーク構造 ,  透過率 ,  反射スペクトル ,  電子遷移 ,  フォトニックバンドギャップ ,  屈折率 ,  分極率 ,  反射率 ,  分散【dispersion】 ,  依存性 ,  電気絶縁 ,  ポーラロン ,  *ドーパント ,  *酸化タングステン ,  複素誘電率
準シソーラス用語： *紫外可視分光法 ,  光透過率 ,  光バンドギャップ ,  組成依存性 ,  絶縁性

分類 (4件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z) ,  誘電体一般  (BM05010F) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  光物性一般  (BM08010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： NaF ,  ガラス ,  誘電性 ,  電気伝導率 ,  赤外分光法