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J-GLOBAL ID：201202253153873936   整理番号：12A1239537

福井県における集落営農の動向と「戸別所得補償モデル対策」への対応

著者 (1件)： 北川太一 (福井県大)
資料名： 農業問題研究  (Journal of the Rural Issues)
号： 69  ページ： 21-29  発行年： 2012年01月31日 
JST資料番号： L6457A  ISSN： 0915-597X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,福井県を事例として取り上げ,「担い手」をめぐる政策的対応や,モデル対策への県及び農協等の対応状況,市町や集落営農組織を中心とした現場の受け止め方を紹介すると共に,モデル対策が集落営農組織を中心とした地域農業に与える影響について考えることを目的とした。福井県では,過去,長期間にわたり生産調整に対応してきた上,集落営農組織と担い手の育成に積極的に取り組んできたため,こうした背景が今回のモデル対策に対する適切な対応を生み出しているとの分析結果が得られた。ただし,同モデル対策の仕組みを見ると,集落内での調整の仕組みは求められていないため,今後,同モデル対策の浸透に伴い,集落内の連携や協調性が脆弱なものになるという懸念もある。

シソーラス用語： 福井県 ,  *農業経営 ,  制度 ,  農業経済 ,  農民
準シソーラス用語： 戸別所得補償制度 ,  *集落営農 ,  農家【農民】

分類 (1件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 福井 ,  集落営農 ,  動向 ,  所得 ,  補償 ,  モデル ,  対策