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J-GLOBAL ID：201202253163871583   整理番号：12A1202213

鋼スラグ廃棄物から開発したガラス-セラミック材の製造と特性

Fabrication and characterization of glass-ceramics materials developed from steel slag waste

著者 (5件)： HE Feng (School of Materials Sci. and Engineering, Wuhan Univ. of Technol., Wuhan 430070, CHN) ,  HE Feng (State Key Lab. of Silicate Materials for Architectures, Wuhan Univ. of Technol., Wuhan 430070, CHN) ,  FANG Yu (School of Materials Sci. and Engineering, Wuhan Univ. of Technol., Wuhan 430070, CHN) ,  XIE Junlin (School of Materials Sci. and Engineering, Wuhan Univ. of Technol., Wuhan 430070, CHN) ,  XIE Jun (State Key Lab. of Silicate Materials for Architectures, Wuhan Univ. of Technol., Wuhan 430070, CHN)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 42  ページ： 198-203  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では中国のWuhan Iron and Steel社から入手したSS(鋼スラグ)を用いたガラス-セラミック材を製造した。ガラスに含めたSSの含有量は全組成の約31~41重量%であった。示差熱分析(DTA)の結果を基に,母ガラス試料の核生成と結晶化温度を決定した。X線回折(XRD)の結果,ガラス-セラミックには複数の結晶相が共存,主結晶相はワラストナイト(CaSiO₃)である事が判った。SEM観察結果はCaO含有量と結晶化時間が増加すると結晶相の量が増加する事を示した。また,微細ミクロ組織のガラス-セラミックは機械的性質と耐エロージョン摩耗性を向上させる事も判った。本製造のガラス-セラミックは145.6MPaの最大曲げ強度と非常に優れた耐摩耗性を示した。従って,SSから建築と装飾用材料としての核生成ガラス-セラミック材を製造する事が可能である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *製鋼スラグ ,  *ガラスセラミック ,  *廃棄物 ,  核形成 ,  酸化カルシウム ,  損傷 ,  摩耗 ,  曲げ強さ ,  耐摩耗性 ,  結晶化 ,  珪灰石 ,  ケイ酸カルシウム ,  資源再生 ,  リサイクル
準シソーラス用語： エロージョン摩耗

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  廃棄物処理  (WA01085U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 鋼スラグ ,  廃棄物 ,  開発 ,  ガラス ,  セラミック材