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J-GLOBAL ID:201202253257477056   整理番号:12A1549445

主要な脂肪酸組合せは血管平滑筋細胞増殖および生存性を規定する

Key Fatty Acid Combinations Define Vascular Smooth Muscle Cell Proliferation and Viability
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号: 11  ページ: 1073-1084  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: B0873A  ISSN: 0024-4201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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遊離脂肪酸(FFA)およびインシュリンの高い血漿濃度は,2型糖尿病患者のアテローム性動脈硬化症の一般的な特徴である。FFAはその性質から,血管平滑筋細胞(VSMC)に各種の影響を与える。この細胞はプラークの発生からプラークの不安定性までアテローム性動脈硬化症発症機構を通して重要な役割を果たす。この研究は,マウスVSMC生存性に対する2種のFFA組合せおよびインシュリンの影響を評価することを目的とした。2種の組合せは同一FFAを異なる割合で含み,一方は飽和脂肪酸(SFA)が,他方はモノ不飽和脂肪酸(MUFA)に富むものである。両組合せは,SFAは主要なアポトーシス誘導剤であり,そのアポトーシス促進能によりVSMC増殖を阻害した。しかしオレイン酸(OLA)の存在は用量依存的にこの影響を弱めた。OLAはまたVSMC処理で単独で用いた時よりSFAと組み合わせると強いアポトーシス速度減少能を示した。この影響はこのFFAの特異的割合に対してのみ有意で,インシュリン存在下でより効果的であった。この結果は,FFA比(飽和対モノ不飽和)およびインシュリン血症に依存したVSMCのアポトーシス促進および抗アポトーシス機構間の拮抗の存在を強調した。またSFAを高度に含む食事におけるOLAなどMUFAの存在の重要性を明確に示す。Copyright 2012 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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