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J-GLOBAL ID：201202253266209552   整理番号：12A1382945

二峰性粒子サイズ分布を持つフィラーを含むスチレン-ブタジエンモデルコンポジットの機械的性質と架橋リンク密度

Mechanical Properties and Cross-Link Density of Styrene-Butadiene Model Composites Containing Fillers with Bimodal Particle Size Distribution

著者 (8件)： MUJTABA A. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  KELLER M. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  ILISCH S. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  RADUSCH H.-J. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  THURN-ALBRECHT T. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  SAALWAECHTER K. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  BEINER M. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Saale, DEU) ,  BEINER M. (Fraunhofer Inst. Werkstoffmechanik IWM, Saale, DEU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 16  ページ： 6504-6515  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サイズ分布を変えたナノサイズシリカ粒子をフィラーとしてスチレン-ブタジエンゴムにブレンドし,機械的性質と架橋密度を調べた。ゴムマトリクスにおける架橋の存在はポリマ鎖のセグメント運動のすみやかな非指数的緩和と遅い指数的緩和の和による緩和異方性をもたらすので,残存双極子カップリングを検出する二重量子NMRから架橋密度を求めた。ゴムプラトー領域での補強効果と損失弾性率G”(ω)は単位コンポジット中のフィラーの全比表面積に依存し,流体力学的効果,フィラーネットワーク,ガラス状ポリマ層,抱埋ゴムによる補強への寄与は異なった温度における歪みスイープでの線形応答と比較して定量化した。G”についてシリカ体積分率0.15のパーコレーション閾値を認めた。フィラーネットワークの耐負荷性は温度上昇とともに低下し,ゴムマトリクスのバルクTgを数度上昇させるフィラー粒子表面のガラス状ポリマ層の存在に帰した。Tg以上でのG”(ω)の周波数依存性はフィラーシステムの表面に依存し,Tg+70Kで折れ曲がる指数則に従った。

シソーラス用語： *SBR【ゴム】 ,  *充填剤 ,  動弾性係数 ,  損失弾性率 ,  架橋度 ,  双極子相互作用 ,  *緩和時間 ,  ネットワーク ,  パーコレーション ,  閾値 ,  時間依存性 ,  温度依存性 ,  数学モデル ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  スチレン-ブタジエンゴム ,  *ナノシリカ ,  マスタカーブ ,  経過時間依存性 ,  *双極子カップリング ,  貯蔵弾性率

分類 (4件)： ゴム  (YH07020M) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC02030I) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 粒子サイズ分布 ,  フィラー ,  スチレン ,  機械的性質 ,  架橋 ,  リンク ,  密度