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J-GLOBAL ID：201202253362724417   整理番号：12A1024009

低炭素社会の実現へ省エネ基準適合が義務化〈製造・施工段階での低炭素への取り組み状況〉米国の省エネ法改正に対応した湿式外断熱工法が外皮の主役へ

著者 (1件)： 関口高正 (サンクビット)
資料名： 月刊防水ジャーナル  (防水ジャーナル)
巻： 43  号： 7  ページ： 68-69  発行年： 2012年07月05日 
JST資料番号： S0412A  ISSN： 0289-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 米国では,国際建築法規や国際省エネ法などが最近大きく改正され,建物への連続断熱が義務化された。その結果,新築・改修を問わず,外皮に多様性のある意匠性を与えながら,法的に義務化された連続断熱を法規やコスト面での要求に適合させる必要が出てきている。ここで紹介する「アウサレーション工法」はその解決策のひとつである。当工法の特徴としては,(1)断熱性が高く,水蒸気を通しやすく,自己消火性を有するドライビット(ビーズ法発泡ポリスチレン)ボードの使用,(2)高い強度を備える特殊加工の絡め織りガラス繊維メッシュの使用,(3)ベースコートやフィニッシュコートとして,水性アクリル系の樹脂モルタルの使用,等が挙げられる。また米国の環境対応評価システムLEED評価で30年以上の耐久性等を認められている。工法採用のメリットとしては,建設費の減少,省エネ,環境負荷の低減,LEED証明に貢献,等が可能となる。

シソーラス用語： 社会 ,  環境保全 ,  *省エネルギー ,  *設計基準 ,  義務 ,  建築材料 ,  建築工事 ,  *アメリカ合衆国 ,  湿式法 ,  *外断熱 ,  *外壁 ,  *建設工法 ,  システム ,  環境アセスメント ,  発泡スチロール ,  ガラス繊維 ,  プラスチックモルタル
準シソーラス用語： LEED【環境】 ,  *省エネ基準 ,  低炭素社会

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (12件)： 低炭素社会 ,  省エネ基準 ,  義務 ,  施工 ,  段階 ,  炭素 ,  状況 ,  米国 ,  省エネ ,  法改正 ,  外断熱工法 ,  外皮