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J-GLOBAL ID:201202253368980431   整理番号:12A0437005

雑音除去フィルタの性能を評価するための効果的で客観的な判定基準

An effective and objective criterion for evaluating the performance of denoising filters
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 2743-2757  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0611A  ISSN: 0031-3203  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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雑音除去フィルタは雑音を低減するのに有益である。しかしながら,物体を分離したり位置特定したりするのに必要なエッジや境界をぼやかしたり不鮮明にしてしまう。この問題を克服するため,コントラスト強調能力を持つ多くのフィルタが開発され,実応用に広く使用されている。最近,研究者たちは,二乗平均誤差(MSE),信号対雑音比(SNR)のような従来の判定基準はそのようなフィルタを評価するには適切でないことを見つけた。そのようなタスクに対する有効な尺度に欠けるため,人間による目視検査および新たに提案された画像品質(QA)基準,たとえば構造類似指標(SSIM),が用いられている。しかしながら,目視検査は観測者の主観に非常に依存している。ここでは,雑音除去フィルタを評価することは,画像品質アセスメントとは異なることを明らかにした。即ち,既存の画像品質アセスメント基準は,特に,コントラスト強調機能を持つ雑音除去フィルタの性能を有効に評価し得ない。このため,新たな基準を確立することが必要であった。新たな客観的で有効なアセスメント基準,均一平均差(HMD)を提案し,フィルタの性能を評価した。この方法は,テクスチャと構造情報and/orテクスチャと構造情報の変化とを良く記述できる。3つのデータベースからの503画像を使用して,既存方法に対するこの尺度の優位性を示し,このHMDがコントラスト強化の有無にかかわらず,雑音除去フィルタのアセスメントに効果的で有用な尺度であることを明らかにした。これにより画像処理とコンピュータビジョンでの幅広い応用が可能になった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
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