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J-GLOBAL ID:201202253376979388   整理番号:12A0239831

ヘチマスポンジ基質上でのマンゴージンジャー(Curcuma amada Roxb.)人工種子の保存と貯蔵および発芽後の小植物のRAPD分析

Conservation and storage of Curcuma amada Roxb. synseeds on Luffa sponge matrix and RAPD analysis of the converted plantlets
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 383-388  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マンゴージンジャー(Curcuma amada Roxb.)(ショウガ科)は,卓越した薬理学的特性を有する成分で高い評価を得ていることから,新しい薬物分子の有望資源として世界中の興味を惹きつけている。天然資源の軽率な開発と非体系的な栽培方法による遺伝的変異の損失のリスクに対する認識から,本種の遺伝資源の保存が今日の研究の注目となっている。本試験では,人工種子の保存のための新しい基質として,ヘチマスポンジの様々な特徴(適度な物理的強度,幅広いpH領域と高圧蒸気殺菌の反復に対するテクスチャ/形状の安定性,費用効率の高さ)を利用した。そして,本種の無菌遺伝資源保存用のゲル基質とヘチマスポンジ基質における殺菌剤2種,すなわちバビスチンとローズベンガルの存在の影響を評価した。その結果,ローズベンガルおよびバビスチンを含有する人工種子では,植物成長調節物質無しのMS培地に置床4週間後にそれぞれ最大50%および75%の再生が認められた。カプセル化したマイクロシュートのその後の成長は,人工種子中のローズベンガルの存在によって著しく遅れた。一方,バビスチンを含有する人工種子は無菌シュートの5倍も優れた再生能力を示した。これらの健康な小植物を温室に移植した結果,生存率は全体で78%であった。RAPDフィンガープリティングは,無作為に選んだ人工種子由来植物間に84.62%の遺伝的類似性があることを明らかにした。本報告は,C.amadaの保存には,貯蔵基質として安価なヘチマスポンジを,微生物汚染の完全防止にバビスチンを用いることが不可欠であることを明確にした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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薬用植物  ,  作物育種一般  ,  植物学研究法 
物質索引 (1件):
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