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J-GLOBAL ID:201202253383680100   整理番号:12A0264105

粗ダイヤモンドばりを持つ白りゅう石強化ガラスセラミックのハンドピース調整における表面形態および破壊

Surface morphology and fracture in handpiece adjusting of a leucite-reinforced glass ceramic with coarse diamond burs
著者 (2件):
資料名:
巻: 534  ページ: 193-202  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,粗ダイヤモンドばりで調整した白りゅう石強化ガラスセラミック表面上の表面形態および破壊発生挙動を明らかにする事である。表面粗度を突起形状測定機により定量的に評価し,統計学的解析を行った。表面形態を走査型電子顕微鏡で観察した。表面相変態挙動を,前もってRaman分光計で調べた。その結果,表面粗度は切断深さ(P>0.05)または送り速度(P>0.05)のいずれの影響もさほど受けない事がわかった。しかし,切断深さおよび送り速度低下につれて,破壊モードが脆性から延性に遷移する傾向が認められた。表面形態は,ミクロ破壊痕跡,チッピング,延性引っ掻き疵,汚れ域,および破片で構成されていた。脆性破壊は,材料除去の主要なメカニズムであった。ダイヤモンドばりの機械的衝撃に起因する横方向および半径方向の亀裂が,白りゅう石強化ガラスセラミックにおける表面破壊の主原因であった。調整表面に対する最大調整温度を,熱伝達解析に基づいて推定した。調整および未調整表面のRaman分光解析結果から,525~529cm-1付近のRaman変位は強い温度依存性を示す事がわかった。これは,調整された白りゅう石強化ガラスセラミックス表面において温度誘起立方晶-正方晶相変態が起こった事を示す。これらの相変態は,調整された表面上におけるクラック発生および伝搬が寄与していると考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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セラミック・磁器の性質  ,  セラミック材料  ,  歯科材料 

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