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J-GLOBAL ID:201202253448707191   整理番号:12A1500118

有機光起電力電池のための可溶化βアルキル基をもつ溶液処理可能オリゴチオフェン

Solution-processable oligothiophenes with solubilizing β-alkyl groups for organic photovoltaic cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 107  ページ: 165-174  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チオフェンおよびベンゾチアジアゾールをベースにした二つの直線型π共役小分子,β-DH5TB(1)およびβ-DH5TB(2)を,β置換可溶化アルキル基を得るためにSuzuki結合反応を用いて合成した。α置換オリゴチオフェン(α-DH5TB)と比べて,β-DH5TBの溶解度を,アルキル基の方向を変えることにより有意に改善した。アルキル置換パターンと光起電力特性との関係を,光学的および電気化学的性質ならびに膜形態を測定することで調べた。それらの中で,4-ヘキシル置換β-DH5TB(2)が,赤方偏移した幅広いUV吸収とともに,最低の光学バンドギャップおよびHOMO準位を示した。さらに,β-DH5TB(2)において,良好な電荷輸送を示す高い程度の分子整列も観察した。β-DH5BT(2)は,β-DHSTB(1)膜よりも高い6.28×10-4cm-2V-1s-1の電界効果移動度(μFET)を示した。溶解度が改善されたために,合成したβ-DHSTBのうちの二つを溶液処理有機光起電力電池(OPV)においてドナー材料として用いることができたが,α-DH5TB:PC71BMブレンド膜は,α-DH5TBの溶解度が貧弱なために光起電力特性を示さなかった。β-DH5TB(2)の吸収および分子整列の改善は,β-DHSTB(1)のそれよりも高いデバイス効率(0.98%)を生成した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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太陽電池  ,  高分子固体の物理的性質 
タイトルに関連する用語 (5件):
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