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J-GLOBAL ID：201202253521585415   整理番号：12A0776751

大きな熱安定性範囲をもつメソ多孔質およびマクロ多孔質ブルッカイト薄膜

Mesoporous and Macroporous Brookite Thin Films Having a Large Thermal Stability Range

著者 (5件)： MOONOOSAWMY Kevin R. (Univ. Applied Sci., Kiel, DEU) ,  KATZKE Hannelore (Univ. Applied Sci., Kiel, DEU) ,  ES-SOUNI Martha (Univ. Applied Sci., Kiel, DEU) ,  DIETZE Matthias (Univ. Applied Sci., Kiel, DEU) ,  ES-SOUNI Mohammed (Christian-Albrech.-Univ., Kiel, DEU)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 16  ページ： 6706-6713  発行年： 2012年04月24日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Agイオンをドーパントとしてゾル-ゲル法によりメソ多孔質およびマクロ多孔質ブルッカイト薄膜を作製した。Agイオンはブルッカイトの生成を誘起するだけでなく,その熱安定性を高めることがわかった。この研究では,layer-by-layer法を用いて500°Cで95%の組成比をもつメソ多孔質Agドープブルッカイト構造を形成した。この密に充填したメソ多孔質構造は,表面からはみ出た縞状粒で表される相互にかみ合った網目を形成して800°Cにも及ぶ高い熱安定性を示す。ブルッカイトの解放構造は層間のAg種に対する適切なホストとなり,ブルッカイト骨格へのAgの包接は安定剤の存在下で改善される。表面モルフォロジーおよびAgに対する安定剤の存在がいずれも熱安定性の増大に寄与している。メソ多孔質ブルッカイトとは対照的にマクロ多孔質ブルッカイト薄膜の熱安定性はやや低かった(<700°C)。マクロ多孔質薄膜の熱安定性が低下する原因について考察を行った。

シソーラス用語： *多孔性 ,  *薄膜 ,  酸化チタン ,  包接化合物 ,  *熱安定性
準シソーラス用語： *ブルッカイト ,  メソ多孔質 ,  銀イオン

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物薄膜  (BK14050P) ,  熱物性一般  (BL05010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱安定性 ,  メソ多孔質 ,  マクロ多孔質 ,  ブルッカイト ,  薄膜